[速報・コメント]2013.7.14
スティーグリッツVS清田
左:清田 右:スティーグリッツ
WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ、王者ロバート・スティーグリッツ(32=独)対同級10位、清田祐三(29=フラッシュ赤羽)の12回戦は13日(日本時間14日)、ドイツのドレスデンで行われた。
※試合後の清田のコメント付き
この試合は8月12日にWOWOWエキサイトマッチで放送される予定。日本人中量級戦線の熱い激闘をお見逃しなく。
※試合後の清田のコメント付き
この試合は8月12日にWOWOWエキサイトマッチで放送される予定。日本人中量級戦線の熱い激闘をお見逃しなく。
清田祐三
○ロバート・スティーグリッツ(独)
10R 0分40秒負傷判定3-0(99-90,100-89,99-90)
×清田祐三(フラッシュ赤羽)
10R 0分40秒負傷判定3-0(99-90,100-89,99-90)
×清田祐三(フラッシュ赤羽)
クリンチの多い展開となったが、主導権は終始スティーグリッツが掌握。清田は5Rにブレークの加撃で減点を科され、苦しい戦いが続いた。中盤には王者も顔面をカットするなど荒れた試合になり、8Rには清田が偶然のバッティングで左目上を負傷。この傷が悪化し、10Rのドクター・チェックで続行不能と判断された。勝敗はそれまでの採点に委ねられ、100対89、99対90(二者)の大差でスティーグリッツが勝利を収めた。初防衛に成功したスティーグリッツは48戦45勝(25KO)3敗。清田は28戦23勝(21KO)4敗1分。
清田祐三
試合後に病院へ直行した清田は、落ち着いた様子で「スピードもパンチ力も驚くほどではなかった」と世界王者スティーグリッツの印象を語った。そして「4ラウンドにパンチをもらってふらついたように見えたと言われたけど特に効いたとは思わなかった」と試合を振り返り、続行不能となった左目上の傷を悔しがった。今後に関しては明言を避けたが、欧米の強豪が主戦場とする中重量級戦線でも手応えを感じた様子。病院で治療を終えるとホテルに戻ってサンドウィッチに手をやった。