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[ニュース]2009.6.13

WBC、軽量級に大注目!!

 11日に発表されたWBC最新ランキング。軽量級は日本人選手が世界挑戦に手の届く位置にランクされ、世界挑戦実現に向け期待が懸かる。また、日本人同士の世界タイトル実現にも大きな関心が高まっている。
写真:黒木健孝(ヤマグチ土浦)
 ミニマム級では、東洋王者・黒木健孝(ヤマグチ土浦)が1位にランクされ、指名挑戦権を得た。土浦の孫悟空が世界の舞台で暴れる日も近い。
 ライトフライ級は、日本王者・嘉陽宗詞(白井具志堅)が4位、國重隆(大阪帝拳)が5位にランクされ、世界挑戦を狙う。
 フライ級は、東洋王者・大久保雅史(青木)が11位にランクアップ。また、世界王者・内藤大助(宮田)は指名挑戦が続き、険しい防衛が続いている。内藤は世界王座を守り切れるのか。
 スーパーフライ級では、日本王者・中広大悟(広島三栄)が5位に、東洋王座を再び腰に巻いた河野公平(ワタナベ)が9位にランクアップ。世界王座は現在、ビック・ダルチニアン(豪州)が保持。果たして、中広、河野のどちらが先に強豪ダルチニアン挑戦を手中に収めるか注目したい。
写真:長谷川穂積(真正)
 バンタム級は、長谷川穂積(真正)が世界王座を8連続防衛中。来月14日には4位ネストール・ロチャ(米)を挑戦者に迎え打ち9度目の防衛戦を戦う。この日、長谷川が神戸で、粟生が東京で世界同時防衛戦を行う。また、2位に東洋王者サーシャ・バクティン(沖縄WR)、5位に日本王者・大場浩平(大一スペースK)がランクされ、長谷川の首を狙っている。サーシャ、大場の長谷川挑戦は実現するのか。
 スーパーバンタム級では、世界王者・西岡利晃(帝拳)が敵地メキシコで2度目の王座防衛に成功。日本王者で12位にランクされる木村章司(花形)は日本王座防衛後、西岡挑戦をアピール。西岡VS木村の日本人対決実現に期待が懸かる。
 フェザー級では、世界同級王座を奪取した粟生隆寛(帝拳)が1位エリオ・ロハス(ドミニカ)を指名挑戦者に迎え打ち初防衛戦を戦う。
 ライト級では、エドウィン・バレロ(ベネズエラ)が新王者となり2階級制覇に成功。13位に東洋を奪取した長嶋建吾(18古河)がランクインし、バレロ挑戦を狙う。長嶋のバレロ挑戦が実現すれば、この挑戦がラストチャンスとなるであろう。
 今後も日本人世界王者、日本人ランカーの活躍に注目したい!