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[意気込み]2013.7.2

小田「チャンスを活かす」

前回の柴田戦
 小田美佳(29=宮田)にビッグチャンスが舞い込んだ。2度目となる東洋太平洋王座への挑戦が決定したのだ。相手は過去に2度対戦して敗れている柴田直子(32=ワールドS)。小田は昨年11月、東洋太平洋ランカー対決で黒木優子(22=YuKO)に2回TKO負けを喫し、タイトル戦線から後退したかと思われていた。しかし、今回の挑戦決定で一気に視界が開けてきた。王座奪取、リベンジと小田は再起戦にすべてを懸ける。

■東洋太平洋女子Lフライ級タイトルマッチ10回戦
王者・柴田 直子(ワールドS)VS挑戦者・小田 美佳(宮田)
■会場:後楽園ホール
■日時:7月12日(金)
■問合せ:宮田ジムTEL.03-3693-1894
小田 美佳
OPBF・Lフライ級4位
小田 美佳(宮田)
■昨年の黒木戦敗戦から、復帰を決めた理由は。
小田 私自身、引退を考えようとは思いませんでした。今回のお話をいただいたときはチャンスだと考えたし、タイトルマッチを戦えることに感謝しています。

■3回目となる柴田戦ですが、特別な思いはありますか。
小田 また柴田選手と試合をするのかと思いました(笑)。柴田選手はとてもすがすがしい人で、戦いにくさもなく、試合をしていて楽しい。1回目はタオルを入れられ、2回目は判定で負けています。昔より冷静に戦えるようになったし、レベルアップした姿で向かっていきたい。
2度目のチャンスを生かせるか
■2度目の東洋太平洋王座挑戦に向けて意気込みをお願いします。
小田 私は負けも多く、前の試合でも敗れている。多くの人たちに応援してもらい、実現したタイトル挑戦だと思っています。柴田選手とは3度目の対戦ですが、このチャンスを活かし絶対にベルトを獲りたい。

■柴田選手にメッセージをお願いします。
小田 ここは一言だけ。柴田選手、今度こそタイトルを獲らせてもらいます。

「ボクモバの目」
 黒星からの復帰戦だが、小田は東洋太平洋王座挑戦の好機に恵まれた。柴田と拳を交えるのは3度目となるが、小田は金星をあげ、ボクシング人生の絶頂期を迎えることができるのか。