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[試合後会見]2013.6.25

2試合続けて金星

OPBFランカーを2度倒した原
 24日、後楽園ホールで開催された「フェニックス・バトル」の第1試合と第2試合で、ノーランカー選手が揃ってOPBFランカー、日本ランカーをTKOで破る番狂わせが起こった。
原はプロ8年目で初のランクイン
 まずは第1試合目のOPBFスーパーフェザー級8位ディゾン・カグオン(比=13勝7KO7敗)に挑んだ原純平(大橋)。原は初回から倒し倒されの打撃戦に持ち込むと、2Rに2度目のダウンを奪いTKO勝利。念願のランク入りに原は「最初からガンガン行く作戦で、いつもと気合が違った」と喜び、「これから上を目指して全力でいきます」と力を込めた。
鈴木に打ち勝った古橋
 続けて2試合目、階級を上げて日本フェザー級8位・鈴木徹(大橋)に挑んだ、08年バンタム級全日本新人王の古橋大輔(川崎新田)。こちらも初回からエンジン全開で飛ばすと、強打の鈴木に打ち負けることなく最後は7R、ワンツー連打でレフェリーストップを呼び込んだ。
フェザーでもいけます!
 9ヶ月ぶりのランキング復帰に古橋は、準備がしっかりとできたことが勝因と話し、「ランキングに出たり入ったりじゃダメ。フェザー級でもタイトルが狙えるように対応していきたい」と、今後の抱負を語った。
 また、セミファイナルでも松本亮(大橋)が日本スーパーフライ級11位・宮森卓也(18古河)を判定で破り、一興行で3試合のアップセットが起こるという、まれな興行となった。