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[ニュース]2013.6.11

大毅にIBFが指令

亀田 大毅
 元WBA世界フライ級王者の亀田大毅(24=亀田)と、元IBF世界スーパーフライ級王者ロドリゴ・ゲレロ(25=メキシコ)に対しIBFは10日、スーパーフライ級王座決定戦を行うための交渉に入るよう通達を出した。
慌しくなった亀田兄弟
 IBFのスーパーフライ級王座はファン・カルロス・サンチェス(メキシコ)が保持していたが、8日の防衛戦を前に計量で失格、ベルトを失っている。これを受けIBFが3位の大毅と4位のゲレロで空位になった王座の決定戦を行うよう指令を出したもの。IBFは交渉期限を7月10日に設定し、不調に終わった場合は興行権入札になるとしている。
今月8日のボバディージャ戦
 大毅は8日の勝利を含めて31戦28勝(18KO)3敗の戦績を残している。9月にもWBA王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)への挑戦を計画していた。一方のゲレロは11年10月にIBF王座を獲得した実績を持つが、12年2月の初防衛戦でサンチェスに判定負け、4ヵ月の短命に終わっている。戦績は24戦19勝(12KO)4敗1分。
 なお、亀田ジムは「IBFの指令はメキシコの代理人に届いているものと思われますが、現時点ではこちらは何も聞いていません」と話している。