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[カウントダウン]2013.6.5

トゥビロンVS椎野に注目

 10日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のリングでは、東洋太平洋ダブルタイトルマッチがラインナップ。
 アジア最強の座を賭けた戦いの先陣を切るのは、ロリー松下(カシミ)が返上した東洋太平洋バンタム級タイトルをめぐり、WBC世界同級7位デニス・トゥビロン(比)と東洋太平洋同級12位・椎野大輝(三迫)が激突する。

■東洋太平洋バンタム級王座決定12回戦
デニス・トゥビロン(比)VS椎野 大輝(三迫)
■日時:6月10日(月)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:三迫ジムTEL.03-5398-2403
デニス・トゥビロン
 昨年12月、トゥビロンはホームとなる比国マニラのリングで椎野と拳を交え、8回TKOでWBCインターナショナル・バンタム級タイトルを奪い、世界ランク入りを果たした。
 日本初上陸のトゥビロンだが、ファイタータイプの荒々しい戦いで再び椎野をキャンバスに沈め、インター王座に続き東洋王座を奪取し、2本目のベルトを腰に巻くのか。
椎野 大輝
 一方、椎野にとってトゥビロン戦はマニラでのリベンジであり、そして世界ランキング獲得と東洋タイトル奪取、まさに一石三鳥と呼べる大一番のリングとなった。
 一度はトゥビロンに黒星を押し付けられるも、椎野は日本で戦うことで冷静沈着なボクシングを展開し、9勝中8KOを誇るハードヒットでインター王者を撃破し、メジャータイトル初戴冠を目指す。

 バンタム級アジア最強の座に就き、世界への足掛かりとするのはトゥビロンなのか、それとも椎野なのか。6月10日、東洋太平洋バンタム級戦線に新たな王者が誕生する。