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[ニュース]2009.5.21

多田悦子、初防衛に向け

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 20日、WBA女子世界ミニマム級王者・多田悦子(フュチュール)の初防衛戦が決定した!!8月23日(日)、大阪・よみうり文化ホールでヤニ・ゴーキャットジム(タイ)を迎え初防衛戦を戦う。
 挑戦者のヤニ・ゴーキャットジムは右のファイターで6戦全勝の強敵。王座初防衛戦が決定した多田悦子が、当サイトに意気込みを語ってくれた。
□初防衛戦が決まった今の心境は?
多田「まだ3ヶ月先なんで…。思ったより早く決まった感じだし、防衛戦はもうチョット先かと思ってました。相手の情報はまだあまりありません。女子は結構、突進型の選手が多いと思うから綺麗なボクシングで戦おうと。口は悪いが、綺麗なボクシングをお見せ出来れば。私はスピードとタイミングで相手を倒せると考えてますから。前回タイトルを獲りましたが、内容が良く無かったから悔しくて泣いちゃいました。今回はどれだけ自分がレベルアップするかがポイントでしょうね。それと女子ボクシングのレベルをもっともっと上げて行きたいですよ!!」

□ファンにメッセージを
多田「激しい打ち合いになると思うんですが…。KOは意識しすぎると硬くなるんで。さっきも話しましたが、打ち合いの中でもスピードとタイミング、流れの中でKOをお見せ出来ればと思います。マスコミさんに"女番長"と呼ばれていますが、この呼び名は返上です。これからは"プリティ悦子"と呼んで下さい(笑。あと、この試合からファイトマネーは7桁目指します!!8月23日に向けて既に気合充分ですんで応援ヨロシク!!」

 現在、多田を含め4人の女子王者が誕生し、女子ボクシングを牽引すべく激しい戦いを繰り広げている。インタビュー中に夛田は「日本人対決も盛り上がるが、現状では潰しあいになると思う。今は日本の女子ボクシングを盛り上げる為に海外の強い選手とのカード。やっぱりヨーロッパ系の選手と戦いたいですね」と話してくれた。
 日本のリングにヨーロッパのトップ女子ボクサーは上がっていないが、ヨーロッパ女子の対決は非常にハイレベルな攻防が期待出来、日本の女子ボクシング界を盛り上げるには最高の戦いとなるであろう。

■WBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ10回戦 王者・多田悦子(フチュール)VS挑戦者ヤニ・ゴーキャットジム(タイ)
■日時:8月23日(日)
■会場:読売文化ホール
■お問合せ:フチュールジム TEL.075-254-1908