ボクシングモバイルニュース
[意気込み]2013.5.29

原「気持ちを強く持つ」

原 隆二
 昨年4月の静岡凱旋試合から1年が過ぎ、再び原隆二(大橋)は『ふじさんめっせ』のリングに上がろうとしている。
 この1年間で原は日本ミニマム級王座に君臨し、初防衛にも成功、ボクサーとして大きな飛躍を遂げてきた。勇壮なる富士を望むリングで、原は世界に向けた一歩を踏み出そうとしている。

■日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦
王者・原 隆二(大橋)VS挑戦者・伊藤 秀平(真正)
■日時:6月2日(日) 第1試合開始:13時00分
■会場:ふじさんめっせ
■お問合せ:大橋ジムTEL.045-314-1994
完全復活
日本ミニマム級王者
原 隆二(大橋)
■地元・静岡で臨む2度目の防衛戦、モチベーションも上がりますね。
原 去年の4月に静岡で試合をし、今回が2度目になります。タイトルマッチは初めてなので、チャンピオンらしい戦いをしたい。そして世界に向けてKOでベルトを守りたいですね。僕が見据えているのは世界ですから。

■昨年5月に交通事故に遭い、後遺症も心配されましたが、完治しましたか。
原 あの事故からもう1年が経ちましたし、身体も完全に完治しました(笑)。コンディションも万全ですし、静岡では良い試合をしたいですね。

■挑戦者・伊藤選手とは、10年度全日本新人王決勝で拳を交え5回TKOで原選手が退けています。今回は王者として迎え撃ちますが、気持ち的な余裕はありますか。
原 そこは何とも言えませんが…。伊藤選手も死に物狂いで向かってくると思いますが、そこはチャンピオンとして跳ね返します。僕もプレッシャーはありますが、気持ちを強く持つことが大事になる。伊藤選手、当日はお互いベストコンディションでリングに上がりましょう。
井上には刺激を受けている
■ファンにメッセージをお願いします。
原 6月2日の富士山メッセでは最高の試合をします。静岡のファンの皆さん、当日を楽しみにしていて下さい。

■やっぱり、井上尚弥選手の登場は刺激になっていますか。
原 井上選手はボクシングの幅があり、スパーをしても勉強になることが沢山ありますよ。同じチーム・大橋ですが、良いライバルであり刺激になっている。僕にとっては負けたくない存在です。

「ボクモバの目」
 原の口からは「世界に向けてKOでベルトを守りたい」と頼もしい言葉も飛び出した。地元・静岡で迎える2度目の防衛戦、原隆二は力強い戦いで日本卒業を宣言できるのか…。