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[ニュース]2013.5.26

8/4 和毅が世界初挑戦

和毅がWBO世界に挑戦
 WBOは24日付の公式ホームページで、同団体のバンタム級王者パウルス・アンブンダ(32歳=ナミビア)が8月4日、フィリピンのセブで亀田和毅(21歳=亀田)の挑戦を受けることになったと報じている。
亀田 和毅
 和毅は「亀田3兄弟」の末弟で、長男の興毅、二男の大毅に続き08年11月にメキシコでプロデビュー。これまでNABF北米王座をはじめWBCユース、カリブ、中米、WBCシルバー王座などを獲得し、現在はWBA3位、IBF4位、WBO6位にランクされている。WBCでも4月までは3位に名を連ねていた。しかし、日本王座あるいは東洋太平洋王座獲得実績がないため内規により国内での世界挑戦は不可能な状態にある。そのため海外での挑戦を模索していた。戦績は27戦全勝(18KO)。7月12日で22歳になる。和毅が勝って3兄弟で世界王座獲得となると世界のボクシング史上初めてのこととなる。
 アンブンダは今年3月、プンルアン・ソー・シンユー(タイ)に12回判定勝ちを収めて王座を獲得し、これが初防衛戦となる。身長は154センチと伝えられる。戦績は20戦全勝(10KO)。国外での試合は初めてとなる。王者側のプロモーター、ネストル・トビアス氏は「ナミビアで開催したかったが断念した。中立国でやれるだけでもラッキーと考えている。タフな戦いになると思うが、アンブンダがベルトを守ると信じている」と話している。
 なお、この件に関して亀田ジムは25日現在、公式のコメントを出してはいない。