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[ランキング]2013.5.13

WBC最新ランキング

新王者の八重樫と三浦
 WBCの5月度最新ランキングが13日、発表された。先月王座を獲得したフライ級の八重樫東(大橋)、スーパーフェザー級の三浦隆司(帝拳)と2人が新たに新王者として加わったものの、スーパーフライ級の佐藤洋太(協栄)がタイで敗れ、日本人男子の現WBC王者は3人となっている。
前王者・佐藤は4位に
 国内選手の目立ったところでは、ライトフライ級の井上尚弥(大橋)が32位から31位とワンランクアップ。フライ級は八重樫に敗れた五十嵐俊幸(帝拳)が6位にランクされ、李明浩(大阪帝拳)が圏外から15位に、20位の村中優(フラッシュ赤羽)が圏内間近の17位につけた。
 スーパーフライ級は、前王者の佐藤洋太が4位に下がり、元WBA同級王者・名城信男(六島)が10位に登場。赤穂亮(横浜光)も14位から12位に上げ、元王者ソニー・ボーイ・ハロ(比)を破った久高寛之(仲里)が34位から14位と大きく上げた。
石本が初ランクイン
 バンタム級は、王者・山中慎介(帝拳)に敗れたマルコム・ツニャカオ(真正)は5位に後退。WBO挑戦が噂される亀田和毅(亀田)は前回3位から外れ、代わりにOPBF王座を返上したロリー松下(カシミ)が4位から2位に、岩佐亮佑(セレス)が5位から3位と二つずつ上げた。
 スーパーバンタム級は、OPBF王者の和氣慎吾(古口)が13位から11位に、元WBO世界同級王者ウィルフレド・バスケスJr(プエルトリコ)から金星を上げた石本康隆(帝拳)は15位に登場。圏外ながら31位には日本王者・大竹秀典(金子)がランク入りした。
4/6の金子vs玉越
 スーパーフェザー級は、前回7位の玉越強平(千里馬)の挑戦を退けた金子大樹(横浜光)が24位から8位にジャンプアップ。玉越は20位に落ちた。また、試合から遠ざかっている粟生隆寛(帝拳)も5位から7位に下がっている。
 ライト級は荒川仁人(八王子中屋)が1位のまま、ホルヘ・リナレス(帝拳)が4位からひとつ下げ、15位につけていた佐々木基樹(帝拳)とのOPBF王座決定戦に勝利し、日本と2冠を手にした加藤喜孝(角海老宝石)が16位に、敗れた佐々木は29位に後退した。
チャーリーが再び圏内に
 スーパーライト級では、7位のプラウェート・シンワンチャー(タイ)からアップセットをみせた鈴木哲也(六島)が16位に初登場。5位の亀海喜寛(帝拳)は階級を上げウェルター級12位となり、この階級のOPBF王者・渡部あきのり(協栄)は12位から15位に下げた。
 スーパーウェルター級はOPBF王者チャーリー太田(八王子中屋)が19位から15位に再び上げ、ミドル級はOPBF王者・淵上誠(八王子)を下した柴田明雄(ワタナベ)が17位につけ、淵上は14位から29位に落ちた。
 最後に、ヘビー級の藤本京太郎(角海老宝石)が35位から31位に再び上げてきている。