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[ニュース]2013.5.12

プロ転向後初の渡米

先月のプロテスト合格直後の村田

 今夏には、プロ第1戦を行うことが予想されるロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(三迫)が、12日0時頃発の飛行機で、羽田空港からアメリカへ飛び立った。村田はシカゴで世界選手権に出場したり、ハワイで挙式したことはあったが、プロボクサーとしての渡米は、今回が初。予定であれば、到着先のロサンゼルスや、ボクシングの本場ラスベガスでのトレーニングを兼ねた活動を、約1週間こなしてから帰国する。
 昨年の夏、日本史上48年ぶりの五輪金メダルを、重量級のミドル級で獲得したことについて、村田は「“日本人にはできない”と聞いていたけど、僕にできないとは聞いたことがなかった」と豪語していた。プロボクシングでも同等の「限界超え」をはたすため、世界のトップファイターが集まるアメリカで、特別訓練を行うことを、プロ転向直後から公言している。