[ニュース]2013.5.7
採点に不信感
渡辺均会長
昨日、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)との初防衛戦に判定0-2で敗れ王座を失った、WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)。10Rにローブローで河野が減点1を取られ、12R戦い下された判定は113-113,112-114,111-115と、この減点が無ければ、河野の判定1-1ドロー防衛に変っていた。
一夜明けた7日、渡辺均会長がこの採点に不信感を示した。
一夜明けた7日、渡辺均会長がこの採点に不信感を示した。
採点表
減点について渡辺会長は「あれはなんでもないローブロー。ソリスは痛がってもなかったし、注意なしの減点はおかしい。相手のクリンチに対しては注意すらしなかった。一方的すぎる」とし、そのうえで「覆ることはないだろうが、次のランキングであまり落ちないようにこちらの意思を示したい」と、WBAに抗議文を送ることを明かした。
河野の進退は
河野については「今朝連絡したら、ちょっと休みますとのことだった。しばらくは休んで、身体がなんともなければ出てきてほしいが、現役を続けるかは本人に任せるしかない」と話した。