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[公開練習]2013.4.30

007のように

007になる
 5月8日に大阪市内のボディメーカーコロシアムで開催されるWBA世界ライトフライ級の初防衛戦に挑む井岡一翔が30日、自身が所属する井岡ジムに報道陣を集めて公開練習を行った。ライトフライ級がナチュラルウェイトと公言する井岡は痛快な動きを見せ、報道陣に不思議な安堵感を与えた。
井岡一翔
 練習前に報道陣の質問に答えた井岡は王者の貫録を漂わせ、いつも通り丁寧に質問に答えていった。
 現在の体調と体重を聞かれた井岡は「順調にきていると思います。体重は練習前で3kgオーバーくらいですね」と落ち着いて答え、今回の戦い方を問われると「ジェームス・ボンドのように試合後は、何事もなかったようにしたいですね」と笑顔を見せ「基本的には何も変わらず、相手に打たせずに打つボクシングをしたい」といつもの理想を口にした。
王者の貫録
 久しぶりにサウスポーとの対戦だが「映像は見ましたが、特に印象もない。リングに立って見ないとわからないけど、何があっても動じず、緊張感を持って戦うだけですね」と意に介さない様子で答えた。
井岡一法トレーナー兼プロモーター
 会見に同席した井岡一法トレーナー兼プロモーターは「本番に100%の状態に持って行くだけ。今回は相手の打ち終わりにカウンターで右アッパー・左フックをあてる。それでKO出来たらええでしょ」と対策に自信を見せた。
調整順調
 練習に移ると一翔は、3Rほどかけて入念なアップをし、ジムメートを相手に軽快なスパーリングを3Rこなすと、続いて行った6Rのサンドバック打ちでは丁寧な打ち込み練習を披露した。
初防衛戦は5月8日
 日本最短11戦目で2階級を制覇し注目を集める一翔。5月8日には健在ぶりをアピール出来るか!期待が高まる。