[試合後会見]2013.4.27
島村、メダリスト効果!?
左:島村 右:菊地
26日、後楽園ホールで開催された「DANGAN.71」のメインイベントでは、日本スーパーライト級8位・島村国伸(ワタナベ)が日本同級11位・菊地祐輔(新日本仙台)とのランカー対決に臨んだ。
試合前には、ロンドン五輪ボクシングバンタム級銅メダリスト・清水聡(自衛隊体育学校)が花束贈呈を行い、島村を激励した。
試合前には、ロンドン五輪ボクシングバンタム級銅メダリスト・清水聡(自衛隊体育学校)が花束贈呈を行い、島村を激励した。
1Rに2度のダウンを奪い快勝
清水の応援もあり、勢いに乗ったサウスポー・島村は左ストレート・右フックで菊地の顔面を打ち抜き、1回2分41秒TKOでキャンバスに屠り、サバイバルマッチを制した。
トランクスを忘れていた
快勝の試合内容であったが、島村が意外な事実を明かした。「実はトランクスを持ってくるのを忘れてしまって…。ガチで家に忘れました(笑)。たまたま同じジムの4回戦が出場していたので、そのトランクスを借りました」と話すと控え室は笑いに包まれ、改めて試合を振り返り「僕は強い選手と戦っていないし、評価も低いですから(笑)。それと今回はメインで緊張していたが…。最高の結果に満足しています」と安堵の表情を浮かべた。
メダリストと親交が
銅メダリスト・清水との親交を尋ねられ島村は「唯一、僕の部屋に泊まったことがある人です(笑)。去年の暮れに共通の友人を通じて紹介してもらい、仲良くさせてもらっています。ジムでも練習を見てくれて、わずかな時間でもレベルアップを感じられる。今日はメダリスト効果だし、清水さんの銅メダルは流石ですね!!」と勝因はメダリストのアドバイスにありと告白した。
僕の試合で盛り上がれば嬉しい
菊地とのランカー対決に勝利するも、島村は「僕は一戦一戦頑張るだけです」と語る。しかし新たな王者が誕生し、激戦極める日本スーパーライト級戦線、島村は台風の目となるのか!!