[ニュース]2013.4.14
山中&村田がW解説
村田と山中の豪華解説
14日昼にWOWOWで生中継された軽量級の大一番、ノニト・ドネア(比/米)対ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)のWBO&WBA世界スーパーバンタム級王座統一戦を、WBC世界スーパーバンタム級王者の山中慎介(帝拳)とプロ転向を表明したロンドン五輪金メダリストの村田諒太がスタジオで解説した。
6日前に12RTKO勝ちで3度目の防衛に成功したばかりの山中と、16日にプロテストを控える村田は南京都高校ボクシング部の先輩と後輩の間柄でもある。3学年違うため一緒に練習したことはないが、何度も顔を合わせていることもあって息はぴったりと合っている。「そうですか?合っていないでしょう。村田はコメントがうまいので、もっとレベルを下げてほしいですよ」と山中が笑うと、村田も「いやいや、先輩を立てるのが後輩ですから」と、苦しい弁明で周囲を和ませた。
激突
ドネア対リゴンドーに関しては、ふたりとも生中継を十分に堪能した様子だった。山中は「見応えがありました。1Rからドキドキでした。リゴンドーはドネアにボクシングをさせなかった。巧かったですね」と勝者の戦法に感心。階級がひとつしか違わないこともあり、実際に対戦の可能性もある。「う~ん、どうなんですかね。強い選手と戦っていきたいのでビッグマッチができるように頑張ります」とやんわりと矛先をかわした。僅差勝負を予想していた村田も「面白い試合でした。手の汗が半端じゃなかった。一般的にはどうか分からないけれど、攻防ともに学ぶところの多い試合でした」と収穫ありといった様子だった。そして「こんな試合はWOWOWじゃなきゃ生で見られないですよ。このライブ感が最高ですね」と加えた。
採点票
ドネア対リゴンドーは明日15日夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」でリピート放送される。試合のほかに14日には放送されなかった山中&村田のトークもOAされる予定だ。