拳を交えた男たちの予想

　大物ルーキー、井上尚弥(大橋)のプロ3戦目が16日、東京・後楽園ホールで行われる。相手は日本ライトフライ級1位の佐野友樹(松田)。23戦(17勝12KO2敗4分)の経験を持つ31歳を相手に、20歳の俊英がどんなリング・パフォーマンスを披露するか注目度の高い一戦だ。
　その試合を前に、両者の力量を知る前日本ライトフライ級王者の黒田雅之(川崎新田)と、三人の世界ランカー、日本ライトフライ級王者の田口良一(ワタナベ)、東洋太平洋同級王者・小野心(ワタナベ)、村中優(フラッシュ赤羽)に話を聞いた。黒田は防衛戦で佐野友樹(松田)に判定勝利を納め、井上とは50R前後のスパーリングで手合わせした経験を持っている。また、田口と村中は佐野との対戦経験はないものの井上とはスパーリングで拳を交えている。彼らは20歳の新星の試合をどう占っているのだろうか。
※井上対佐野は4月16日(火)、夜7時からフジテレビが生中継の予定。