剛腕vsスピード

　王者・岩渕真也は計量をリミットの63.5kgでクリアし、「コンディションはバッチリ。明日は必ず勝つという強い気持ちをもってやりたいと思います。東洋太平洋に向けてのステップアップと考えて、いつも通り落ち着いて試合をしたいと思います」と意気込みを語った。挑戦者については、「身長は低いが良い体してましたね。パンチをもらわずに、打たれずに打つのを心がけてやりたいと思います」と落ち着いた様子で話した。

　挑戦者・細川バレンタインは計量をアンダーの63.4kgでクリアし、「明日は勝つしか選択肢がないので必ず勝ちます」と自信を見せ、王者については「印象通りですね、大きいなと思ったし落ち着いている人ですね。今のイメージとリング上のイメージが一致しないので分からないですけど」と笑顔で語った。タイトル戦について改めて質問すると、「練習はいつも通りの練習をしてきました。タイトル戦ということで周りの方々が手伝ってくれる事が、今までの試合以上に多かったので、そこが今回、一番違うとこだと思います」

着実に階段を上る細川バレンタインの前に立ちはだかる王者・岩渕真也。 剛腕vsスピード、日本最強の座を手にするのは・・・