ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2013.2.2

八重樫東、本格始動!!

八重樫 東
 来る4月8日、両国国技館で八重樫東(大橋)は飛び級による"世界2階級制覇"を実現させるべく、WBC世界フライ級王者・五十嵐俊幸(帝拳)に挑む。
 ボクシングモバイルでは、復帰2戦目でビッグチャンスを引き寄せた八重樫の練習を直撃した!!

■ワールドプレミアムボクシングVol.17「The REAL」
WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦
王者・五十嵐俊幸(帝拳)VS挑戦者・八重樫東(大橋)
■日時:4月8日(月)
■会場:両国国技館
■お問合せ:大橋ジムTEL.045-314-1994
翁長とのスパーリング
 発表会見から6日が過ぎた2月1日、八重樫は同門の日本スーパーフライ級2位・翁長吾央をパートナーに4ラウンドのスパーリングを実施した。
 立ち上がりから八重樫は強烈なプレッシャーで翁長との間合いを潰し、ワンツー・左フック・右ストレート・右アッパーとコンパクトで回転の速い連打を浴びせる。翁長も左ストレート・右フックを返すが、八重樫は"音速の拳"でパートナーを下げ、サウスポー攻略と階級の壁突破に向けて余念がない。
馬力はハンパないと翁長
 スパー終了後、八重樫は「翁長さんとのスパーは今日で4回目ですが、サウスポー対策はこれからです。今日は全然ダメでした(笑)。動きが悪かったな~」と何度か左ストレートを被弾した内容に苦笑いを浮かべた。
 パートナーを務めた翁長は「八重樫さんの馬力はハンパない!!僕はスーパーフライ級なのでパワー負けしなかったが、スピードが違いすぎる。パワーも十分ありますが、ミニマム級から上げているので、あのリズムとスピードはフライ級には無いですよ!!」と八重樫の"ハイスピードボクシング"を絶賛した。
リベンジに燃える八重樫
 アマ時代、五十嵐と4度対戦した八重樫は一度も白星を挙げることはできなかった。そして互いにプロへ転向し、幾多の修羅場を経験した両雄は世界のベルトを賭けて拳を交える。
 八重樫は"緑のベルト"を奪い獲り、アマのリベンジを果たすと同時に、世界フライ級戦線の主役の座に君臨することができるのか…。
松本トレーナーと