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[海外ニュース]2013.1.12

パッキャオ4月再起説

パッキャオが4月に再起戦!?
 昨年12月8日、米国ネバダ州ラスベガスでファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)との4度目の対決で6回KO負けを喫したマニー・パッキャオ(比)の再起戦が話題になっている。試合直後から現役続行を宣言しているパッキャオは、早ければ4月20日にリングに上がる可能性がある。
マニー・パッキャオ
 パッキャオの再起戦が4月に行われる可能性については米国やフィリピンの複数のメディアが報じているもので、開催地としてアジアが有力としている。いくつかのメディアはプロモートするトップランク社の話として、フィリピンのマニラ、シンガポール、中国のマカオが候補地として挙がっていると伝えている。
 パッキャオはマルケスにKO負けを喫した12月8日から90日間はネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)の規定でライセンスが下りない。スパーリングも禁止されるため、事実上、4月20日にNSAC管轄地で試合することは不可能とされる。そこで浮上したのがアジアのマーケットということになる。マニラでの試合はパッキャオ自身が望んでいることで、またシンガポールは昨年、2度にわたってフェザー級王者クリス・ジョン(インドネシア)の防衛戦を開催した実績を持つ。巨大カジノを抱えるマカオはトップランク社がアジア進出の拠点と考えている場所でもある。さらには潤沢なオイル・マネーを持つ中東ドバイも候補地のひとつとして挙がっている。
対戦候補のブランドン・リオス
 パッキャオの対戦相手としては、元ライト級王者のブランドン・リオス(米)、元3階級制覇王者ウンベルト・ソト(メキシコ)などがリストアップされているという。
 また、パッキャオと同じフィリピン人のWBO世界スーパーバンタム級王者ノニト・ドネア、フィリピンの血が流れているWBA&WBO世界フライ級王者ブライアン・ビロリア(米)も同じイベントに出場する方向で検討に入っているとも伝えられる。
 このところ2連敗のパッキャオだが、まだまだ注目度はウルトラ級といえる。
ドネアも出場か!?