いつもと変わらない

計量は、江藤大喜がSフライ級リミットの52.1kgでクリア。しかし、対戦者のアーサー・ビラヌエバは200gオーバーの52.3kg。サウナで汗を流し、一時間後の再計量にてリミットの52.1kgでクリアした。

　江藤選手に、初のタイトル戦の心境を訪ねると、「特に変わらないですよ。いつもより練習をきつめにしたぐらいですかね」と気さくに話し、特製ドリンクを美味しそうに口にした。ドリンクのレシピについて訪ねると、「その時期の旬なフルーツを朝絞ってきますね。今日は、みかん、グレープフルーツ、キウイ、苺、ブルーベリーですね。手で絞るのがこだわりですかね」と説明してくれた。

　改めて試合に臨む心構えについては、「波が出るので、タイトル戦という意識は持たないですね、いつもの試合前と変わらないです。最高から最悪までイメージは出来てますよ。最高はぶっ倒して勝つ、最悪はKO負けですけど」と余裕の表情で答えた。

　いつも通りに上がる、初タイトル挑戦のリング。江藤三兄弟の次男・大喜は、いつも通りに勝利を手にすることができるのか…