ボクシングモバイルニュース
[密着取材]2012.12.4

一歩前進

長谷川穂積
 12月22日に自身初となるスーパーバンタム級のリングに立つ長谷川穂積は3日、午後4時にジムに入り通常のメニューを順調にクリアした。
※ボクシングモバイルは長谷川穂積を密着取材中!
試合は12月22日
 12月22日の試合まで残すところ19日。この日の長谷川は、軽いシャドーボクシングでウォーミングアップを済ませると、フィリピンから招へいした練習パートナー(マイケル・ドミンゴ)とマネージャーの中辻氏(元プロボクサー)を相手にそれぞれ4Rずつ計8Rのハードなスパーリングで軽快な動きを見せた。するとヘッドギアを外した長谷川は、休む間もなく山下会長を相手に熱のこもったミット打ちを4Rとサンドバック打ちも4R行った。
スパーは8R
 その後は、サウナスーツに身を包みサウナルームでロープ(縄跳び)と筋肉強化のメニューを淡々と進めていった。
ミット打ちに力が入る
 今日の練習のテーマは「一歩前進」。本格的な減量も先週の土曜日から開始し、食事も昼は通常時の5分、夜は6分程に量を減らしているとのこと。
笑顔も見せた
 練習後のウェイトはスーパーバンタム級リミットの《55.34kg》まで残り5キロと迫ってきた。
調整順調
 試合直前の極端な《水抜き減量》による著しい体力の消耗を避けるため、試合一ヶ月前からサウナに通いウェイトコントロールに重点を置いている。また、初挑戦だがスーパーバンタム級が現在のナチュラルウェイトと考えられるため、ストレスも軽減され減量は順調に進んでいる。