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[調印式]2012.10.27

明日、東北が熱くなる!

両陣営と千葉実行委員長
 明日28日に開催されるWBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチの調印式が27日、 会場となる王者・藤岡菜穂子(T&H)の地元・宮城県大崎市古川総合体育館で行われた。
 前日に帰郷した藤岡は、リラックスした表情で姿を表し調印式に臨んだ。

■藤岡・宮城県大崎市凱旋興行
WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ10回戦
王者・藤岡 菜穂子(T&H)vs挑戦者ビクトリア・アルゲッタ(メキシコ)
■日時:10月28日(日)
■会場:宮城県大崎市古川総合体育館
■お問合せ:藤岡菜穂子後援会TEL.0229-22-1365
竹原会長とグローブチェック
 グローブチェックも無事に済み、会見ではまずT&Hジム竹原会長が大崎市に大会実現の感謝を述べ、千葉功大会実行委員長は「震災から立ち上がる東北の姿を大崎市から発信したい」と大会の成功を願った。
知性で戦う
 地元開催にあたって、改めて藤岡は「感謝の気持ちでいっぱい。それを勝利で恩返ししたい」と思いを込めた。対し、挑戦者のWBC同級3位ビクトリア・アルゲッタ(メキシコ)も初の国外戦に「復興に向けて頑張っている日本の方々に良い試合を見せたい。アウェイは気にしない」と笑顔を見せた。
熱い試合になる!
 最後に藤岡は「この階級では最高の試合になる。この高揚を大事に、初回から冷静に戦いたい。山場を作り、倒せる場面があれば倒しにいきたい」と意気込むと、アルゲッタは「藤岡はとても強いチャンピオン。メキシコで培ったインテリジェンスを武器に、臨機応変に戦いたい」と気負いなく話した。
藤岡の計量
 調印式後の前日計量は、ミニフライ級リミットの47.6kgを両者一発でクリア。闘志を剥きだすにらみ合いも見せた。
にらみ合う二人
 待ったなしとなり、臨戦モードに突入した藤岡とアルゲッタ。無敗同士、互いのプライドとそれぞれの想いを込めた熱き激闘が明日、東北の地で繰り広げられる。

☆藤岡計量結果
47.4kg
血圧:140/72mm/Hg
脈拍:53/min
体温:36.1℃

アルゲッタ計量結果
47.6kg
血圧:98/47mm/Hg
脈拍:49/min
体温:36.8℃