ボクシングモバイルニュース
[世界戦発表]2012.10.19

日本の新エースへ

日本の新エースへ
 今年の大晦日もボクシングが熱い―。19日、WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)が暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)と王座統一戦を行うことを発表した。

※この試合はテレビ東京系列でゴールデンタイムに全国中継される。
大橋秀行会長
 会見に先立ち、日本プロボクシング協会の大橋秀行会長から「内山選手が日本のエース」と紹介されたチャンピオンは「自分ではまだまだだと思っている。歳は一番上なので、若いものに負けないように頑張る。」と日本ボクシング界の新たなエースとしての自覚も垣間見れた。
内山高志
 アンダーカードも充実している「The best Of best」の真打として登場するとあって「大晦日はみんな派手で面白い試合をするので、負けないように、でもいつもどおりKOは狙わず自分のスタイルを崩さないように戦う。」と気合を入れた。
WBA世界王者
 気になる怪我(※今年7月の試合で右目上を負傷)の具合は、ほぼ完治しているとのこと。「バッティングをされているようではまだまだ。今回は下から入り込まれても大丈夫なように対策練習をしている。」とさらなる進化を約束した。WBC世界同級王者で10月27日に防衛戦を行う粟生隆寛(帝拳)との対決に話が及ぶと「いずれはやりたいが、今は大晦日の試合に集中している。」と迷わず答えた。