[世界戦決定]2012.7.18
名城最後の挑戦
名城最後の挑戦
18日、大阪市内にある住吉スポーツセンターにてWBA世界スーパーフライ級14位の名城信男(六島)が、引退をかけた最後の世界挑戦を行うことを発表した。
住吉スポーツセンター
元世界王者名城信男が、WBA世界スーパーフライ級王者・テーパリット・コーキャットジム(タイ)に挑戦することを発表した。決戦は9月1日、場所は地元・住吉スポーツセンター。通常、住吉スポーツセンターではプロボクシングの試合は開催されないが、『住吉区から世界チャンピオンを』という地元住吉区民のバックアップによって、世界戦開催が決定したという。
負けたら引退
会見の席で名城は「負けたら引退する。一番良いのは、この試合に勝って防衛を重ねて枝川会長に恩返しをすること。」と決意を語った。
会見
同席した枝川会長は「今回はごり押しして決めた世界戦じゃない。向こう(王者サイド)から元WBA世界スーパーフライ級王者・清水智信(金子)との王座統一戦(4月4日)の後、今年の春ごろに連絡があったし、名城がWBA世界ランキングも14位に入ったので試合を決めた。」と2010年5月8日にウーゴ・カサレス(メ)を挑戦者に迎えて行われたWBA世界スーパーフライ級防衛戦での敗戦による王座陥落以降3度目の挑戦となる、今回の世界戦が決定した経緯を説明すると「名城は華がないので盛り上げて!!」と記者団の笑いを誘った。
名城信男
名城は、最後の世界挑戦を前に和歌山県の白浜で先週土曜日から月曜日までキャンプに出かけ、毎日25キロの走り込みを行ったという。最後の世界挑戦に向けて「テーパリットは若くて勢いのあるファイター。KO決着になると思うので、パワー負けしないように力をつけていきたい。」と抱負を語った。