柴田&宮尾、世界挑戦!!

　まず東洋太平洋女子ライトフライ級王者・柴田直子は、ここまで7度の王座防衛に成功している、WBA女子世界ミニマム級王者"浪速乃爆弾娘"多田悦子(フュチュール)に挑む。
　念願の世界初挑戦が決まった柴田は「年内に挑戦が決まればと思っていたが、こんなに早く決まるとは…。ミニマム級で挑戦ですが、減量苦はありません。多田さんは7度防衛中の大チャンピオン。全ラウンドで私がポイントを獲るつもりで大阪に乗り込みます!!井岡VS八重樫戦を観ても日本人対決は盛り上がる。統一戦に負けないくらい"熱い"試合をしたい!!」と意気込みを語り、王者・多田の印象を尋ねられ「アマから知っているが、テクニックのある選手。多田さんのテクニックとキャラクターに飲み込まれず、こちらから"ガツガツ"いきます!!」と自分から積極的に仕掛けるとコメント。

　そして突然、柴田は王者の写真を手にすると「多田さんは大阪のヤンチャなオバちゃん!!言葉では負けるが、ボクシングで私が喰ってやる!!オバちゃんといっても私と同い年ですが(笑)。大阪の女王を倒し、世界のベルトを頂戴します!!」と締め括り、写真に噛み付くパフォーマンスで"浪速乃爆弾娘"を挑発した!!

　続いてWBC女子世界アトム級7位・宮尾綾香は、今年2月にWBA女子世界ライトミニマム級王座を決定戦で奪取した"初代女王"安藤麻里(フュチュール)のタイトルに挑む。
　会見に同席した大橋ジム大橋秀行会長は「統一戦の悔しさを、女・八重樫こと宮尾綾香がきっと晴らしてくれるでしょう!!」と世界奪取に期待を寄せると、宮尾も「今年2月に挑戦者決定戦に勝利し、待ちにまったタイトルマッチだし、私にとっては2度目の世界挑戦。八重樫さんの試合に近づく試合をし、大橋ジムにベルトを持ち帰ります!!」と決意を語った。

　最後に宮尾は「チャンピオンは24歳と若い選手で、デビューから2連敗している。私も苦労ならまけていない。ここでもう少し苦労をしてもらい、世界王座を宮尾綾香に明け渡してもらいます!!」と王者・安藤にメッセージを送った。

　9月16日(日)、大阪のよみうり文化ホールで繰り広げられるダブルWBA女子世界タイトルマッチ。熾烈なる"女の戦い"を制し、世界最強の座に君臨するのは果たして…。
■WBA女子世界ダブルタイトルマッチ
WBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ
王者・多田悦子(フュチュール)VS挑戦者・柴田直子(ワールドS)
WBA女子世界ライトミニマム級タイトルマッチ
王者・安藤麻里(フュチュール)VS挑戦者・宮尾綾香(大橋)
■日時:9月16日(日)
■会場:大阪千里中央よみうり文化ホール
■お問合せ:ワールドスポーツジムTEL.03-5242-0080 大橋ジムTEL.045-314-1994