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[試合後会見]2012.6.26

大毅は完全復活!?

左:大毅 右:ソト
 25日、後楽園ホールで開催された亀田大毅(亀田)とウォーズ・カツマタ(勝又)のダブル世界前哨戦。
 大毅はボディを軸にした危なげない試合展開で、元メキシコ国王者ジョバンニ・ソトから2度のダウンを奪い、4R21秒TKOで快勝。昨年12月の世界挑戦失敗から、今年に入り2戦連続のKO勝利で完全復活をアピールした。
試合後の会見
 試合後、会見を開いた大毅は「ソトはフェルナンド・モンティエル(3階級制覇王者)にメッタ打ちで倒されても立ち上がっただけにタフやったが、俺はパンチがあるから倒す自信があった。自分でも納得のいく、最近で一番いい試合だった」と振り返り、自己採点で60点をつけた。また、世界戦については「まだまだ。でもこんな感じで勝っていけば、まわりから声がかかるだろう」と答え、今後も焦らず頑張るだけとした。
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 亀田プロ代表の兄・興毅も「今日は良いパンチを打っていた。倒し方がひとつの課題だったが、きっちりダメージを与えて倒した」と弟を高評価。さらに大毅のWBC世界スーパーフライ級挑戦も視野に入れ、来月の王者・佐藤洋太(協栄)の防衛戦を注視していた。