ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2012.5.2

石田がピログ戦を語る!!

 ロシアの首都モスクワで"侍"石田順裕(日本)は、WBO世界ミドル級王者"グランドマスター"ディミトリー・ピログ(露)に挑んだ。
 序盤、石田はボディを中心に攻撃を仕掛けるが、徐々にピログの強打を浴び劣勢を強いられる。ダウンこそ喫しなかったが石田は判定3-0で敗退、日本人初のWBO王者誕生は叶わなかった…。
 激戦を終えた石田が、ボクシングモバイルにピログ戦を振り返った!!
試合後の石田とピログ
WBO世界ミドル級11位
石田順裕(日本)
「自分でもスタートからイーブンペースなのは分かっていたのですが、なかなか抜け出せなかった。パンチを当ててもピログが柔らかくて手応えがなく、逆に打ち終わりを上手く当てられペースを取られてしまった…。作戦としては、前に出てジャブで押し込んで右を上下に打ちたかったが、当てさせてくれなかった。ボディは当たったが、その後は外されてしまいました。逆に10回に初めて腹を効かされました。自分としてはフルマークで負けたと思ったのですが、そうじゃなかったんですね。ピログは強いチャンピオンでした。とりあえず今はゆっくり休みます。ありがとうございました」と無敗の王者ピログの強さを称えた。 
 最後に石田は「まだまだチャンスをもらえるなら海外でやりたい!!これが僕の仕事ですから!!」と現役続行を熱望した。
石田 順裕
 石田順裕はモスクワのリングに乗り込むが、WBO王座奪取の夢は叶わなかった。しかし"侍"はフロンティアスピリッツを拳に宿し、再び世界のリングを目指す!!