[試合結果]2012.4.1
リナレスの再起&前哨戦
元世界2階級制覇王者ホルへ・リナレス(帝拳)の再起&世界前哨戦が31日(日本時間4月1日)、メキシコのカンクンで行われた。
相手はWBC世界スーパーフェザー級16位にランクされるセルヒオ・トンプソン(メキシコ)。リナレスはこの試合を無難にクリアすれば、7月にもWBC世界ライト級王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)との再戦に駒を進めることになるが…。
相手はWBC世界スーパーフェザー級16位にランクされるセルヒオ・トンプソン(メキシコ)。リナレスはこの試合を無難にクリアすれば、7月にもWBC世界ライト級王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)との再戦に駒を進めることになるが…。
○セルヒオ・トンプソン(メキシコ)
2回2分27秒TKO
●ホルへ・リナレス(帝拳)
トンプソンは23戦21勝(19KO)2敗の強打者だが世界的な実績は乏しく、リナレスがスピードで圧倒したすえストップするだろうと見られていた。ところが初回からトンプソンが攻勢に出るとリナレスはカウンターを狙いながら応戦したものの後手にまわることになり、早々から旗色が悪くなった。ディフェンスを破られて被弾することも少なくなく、厳しい3分間となった。
続く2回、短期決戦を狙うトンプソンは攻撃の手を緩めずに2階級制覇者に襲いかかった。守勢にまわったリナレスに左右のパンチを浴びせ、ついにダウンを奪う。腰からキャンバスに落ちたリナレスはカウント途中で立ち上がり戦闘再開の意思を示したが、左目上の傷を見たレフェリーがドクターの診断を仰いだ。傷を見たドクターの判断は「ノー」。TKOタイムは2分27秒だった。
昨年10月のデマルコ戦に続くTKO負けを喫したリナレスは34戦31勝(20KO)3敗。7月7日に計画されていたデマルコとの再戦は厳しい状況となった。
2回2分27秒TKO
●ホルへ・リナレス(帝拳)
トンプソンは23戦21勝(19KO)2敗の強打者だが世界的な実績は乏しく、リナレスがスピードで圧倒したすえストップするだろうと見られていた。ところが初回からトンプソンが攻勢に出るとリナレスはカウンターを狙いながら応戦したものの後手にまわることになり、早々から旗色が悪くなった。ディフェンスを破られて被弾することも少なくなく、厳しい3分間となった。
続く2回、短期決戦を狙うトンプソンは攻撃の手を緩めずに2階級制覇者に襲いかかった。守勢にまわったリナレスに左右のパンチを浴びせ、ついにダウンを奪う。腰からキャンバスに落ちたリナレスはカウント途中で立ち上がり戦闘再開の意思を示したが、左目上の傷を見たレフェリーがドクターの診断を仰いだ。傷を見たドクターの判断は「ノー」。TKOタイムは2分27秒だった。
昨年10月のデマルコ戦に続くTKO負けを喫したリナレスは34戦31勝(20KO)3敗。7月7日に計画されていたデマルコとの再戦は厳しい状況となった。