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[インタビュー]2026.10.7

坂井優太が本能を解き放つ 世界上位進出への大一番

坂井優太(21=大橋)
 OPBF東洋太平洋バンタム級3位の坂井優太(21=大橋)は、10月29日(木)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル162」の54.0kg契約8回戦で、WBC(世界ボクシング評議会)同級6位のペッチ・チットパッタナ(32=タイ)と対戦する。

  2024年6月のプロデビューから着実に歩みを進めてきた坂井にとって、世界上位進出を懸けた大一番となる。83戦81勝(54KO)2敗を誇るペッチが、これまで黒星を喫したのは、現WBC世界バンタム級王者の井上拓真(30=大橋)と元世界3階級制覇王者の中谷潤人(28=M.T)のみ。経験豊富な強豪を相手に、坂井は「3敗目をつけるのは僕」と力強く言い切った。

 前戦で一発の怖さを持つサルダールとの緊張感あふれる攻防を経験し、プロとしての自信を深めた。大橋秀行会長から授かった「本能で、考えすぎずにジャブを大事に戦え」という言葉をきっかけに、ボクシングにも変化が生まれている。幼少期からのライバル、伊藤千飛(真正)との世界王座統一戦という壮大な未来も見据える21歳が、自らの可能性を切り開く。

■世界ランカーとの対戦で、一気にステップアップする試合になります。
坂井 サルダール戦が決まる前にもペッチとの試合が決まりかけましたが、向こうからしたら僕とやるメリットがないので、サルダールとの試合になったのですが、自分としては今回がタイミング的に良かったと思いました。サルダールのような一発がある選手と緊張感のある試合を一度経験することができたのは大きいですし、自信になりました。若さを活かした試合にはなりましたが、今後につながる大きな経験でした。

■次戦を勝てば、一気に世界上位ランカーです。
坂井 傍から見ても、(自分の方が)チャレンジャー。久しぶりに「絶対に勝ちたい」と思える一戦です。勝ったらデカい。メリットしかないですから。

■ペッチ選手が負けているのは、井上拓真選手と中谷選手だけです。
坂井 3敗目をつけるのは僕ですね。そして、圧倒したいですね。KO、判定は考えていないですが、どんな展開になっても勝てるところを見せたい。

■先日、井上選手と那須川天心選手の試合を見て、どのように感じましたか?
坂井 拓真さんが最初からペースを握っていて、4ラウンド終了時は40-36でもいいと思いました。ダウンした場面以外は拓真さんだと思いました。スパーリングをした時に、本当にパンチが当たらないです。ダウンを取られた後、「この展開だったらもらわないな」と思いました。試合がしたくなりました。今回は4ヶ月空いて、いろいろな選手の試合を見る機会があったので、日に日に試合がしたいと思うようになりました。

■会場の盛り上がりがすさまじかったです。
坂井 いつか自分も(あのような試合を)したいです。

■伊藤千飛選手(真正)との試合ですか?
坂井 (世界の)統一戦で、日本中がめっちゃ盛り上がるような試合をしたいですね。

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