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[インタビュー]2026.10.5

石井渡士也に油断なし! 返り咲いた王者が示す覚悟

石井渡士也(25=RE:BOOT)
 OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の石井渡士也(25=RE:BOOT)は、10月29日(木)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル162」において、同級2位の二瓶竜弥(28=DANGAN郡山)を迎えて初防衛戦に臨む。

 石井は、今年6月に山崎海斗(28=六島)との王座決定戦を制し、タイトル奪還に成功。今年1月に王座から陥落し、止まっていた時間を自らの拳で再び動かした。返り咲きを果たしても、その表情に浮かれている様子はない。A級昇格後6連勝と勢いに乗る二瓶を警戒しながら、王者として明確な力の差を示すつもりだ。

 「勝ったらOKではなく、勝ち方が問われる」。国内スーパーバンタム級戦線の先に世界を見据える石井にとって、初防衛戦は落とすことのできない重要な一戦だ。敗戦を経てベルトを取り戻した25歳が、王者としての真価と進化を後楽園ホールのリングで証明する。

■王座返り咲きを果たした心境を聞かせてください。
石井 特にないですね。日本チャンピオンになった時は、やっと獲ることができたと思うところがありましたが、2度目の防衛戦で負けて、焦りもある中で…。

■どのような焦りでしょうか?
石井 今、バンタム級、スーパーバンタム級が盛り上がっている時じゃないですか。自分もその中に顔を出せているかという時に負けてしまった。戦線離脱じゃないけど、ヤバいなと。しかし、そこから運良くタイトルマッチの話が来て。

■国内スーパーバンタム級の現状について、どのように感じていますか?
石井 少し前までは、世界を狙う選手がたくさんいましたが、中谷選手と西田選手がトップにいて、そこから一気にばらけましたよね。ある意味、チャンスと言えばチャンスかなと。

■二瓶選手のことは、これまで意識したことはありますか?
石井 全然なかったです。細川選手(細川兼伸=ワタナベ)に勝って、少し気になりましたが、防衛戦で当たるとは思いませんでした。(試合の)話を聞いた時は、ポカはできないなって。そのくらいですね。

■ここを落とすわけにはいかないですね。
石井 ただ、二瓶選手は6連勝しているので、勝ち方がわかってきているというか、何かを引き寄せるものがあるんだろうと思っています。相手がやりづらかったり、気になる癖を持っていたりするから、A級で6連勝しているんだろうし。

■対峙してみないとわからない強さがあると。
石井 イメージよりも上を想定して練習しています。

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