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[インタビュー]2026.8.13

5戦目で世界奪取へ! 吉良大弥「風穴を開けたい」

ニュースター誕生へ!
 WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級1位の吉良大弥(23=志成)は、9月2日(水)、横浜BUNTAIで開催される「NTTドコモ Presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」のメインイベントで、元WBA王者で同級2位のカルロス・カニサレス(33=ベネズエラ)との王座決定戦に臨む。

 アマチュア52戦46勝(16RSC)6敗の成績を残し、2024年6月にプロデビューした吉良は、3戦目で世界ランカーを撃破して世界ランキング入りを果たすと、わずか5戦目で世界戦に臨む。勝てば、田中恒成氏が持つ日本人男子最速タイとなるプロ5戦目での世界王座奪取となる。

 当初は、WBA・WBO(世界ボクシング機構)統一王者のレネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)に挑戦する予定だったが、サンティアゴが負傷したため、急遽カニサレスとの王座決定戦に変更された。

 対戦相手が変わっても、吉良に動揺はない。むしろ、その言葉から伝わってきたのは、世界王座をゴールではなく通過点と捉える、揺るぎない自信だった。これまでの4戦で見せたのは「多く見積もって30%」。さらに、将来は井岡一翔が成し遂げた世界4階級制覇を超えることまで思い描く。底知れぬ23歳が、世界を獲り、その先にどんな景色を描いているのか聞いた。

■対戦相手がサンティアゴ選手からカニサレス選手に変更になりました。聞いた時の率直な気持ちを教えてください。
吉良 「えっ?!」となったのは1日だけですね。いや、数時間くらいでしょうか。

■ずっとサンティアゴ選手に向けての対策をしていたわけで。
吉良 怪我でできなくなったと聞きましたが、怪我というのが引っかかりました。本当かなと(笑)。最初は、サンティアゴじゃないということは、勝っても2団体王者じゃないということかと。サンティアゴというより、ベルト2つ獲れるお得感がなくなったのかと思いましたが、元々は世界チャンピオンになりたいという思いなので、より明確に現実になった。なるべくしてなったのかなと思いました。

■サンティアゴ選手とカニサレス選手では、ファイトスタイルが違いますが、記者会見でも実に冷静というか。
吉良 どちらも上手いタイプの選手なので。サンティアゴ選手はアウトボクシングだけが上手いと思われがちですが、別の試合を見たらアグレッシブな動きをしていますし、カニサレス選手もずっとアグレッシブなわけではなくて、ラウンド毎に外で動くこともあります。サンティアゴ対策で取り組んでいたことも、カニサレス相手でもできるので、特に焦りはありません。

■これは、これから何度も聞かれると思うのですが。勝てば、田中恒成氏が持つ、日本人男子5戦目での世界王座奪取記録に並びます。しかし、これも気にしていないようですが。
吉良 僕らの若い世代は、様子見というか。キャリアを重ねて世界にいく風潮があるので、自分が早く獲ることで風穴を開けたいと思っています。本当はもっと早くできればと思っていました。大学を中退してプロの世界に来たので、早く世界チャンピオンになりたいと思っていました。

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