[公開スパーリング]2012.2.23
粟生、最強を証明する!!
粟生の公開練習
来る4月6日、東京国際フォーラムで開催されるワールドプレミアムボクシングVol.15「The REAL」で、指名挑戦者であるWBC世界同級1位ターサク・ジャンデーン(タイ)を迎え、3度目の防衛戦に臨むWBC世界スーパーフェザー級王者"Genius"粟生隆寛が29日、都内・帝拳ジムで公開スパーリングを実施した。
会見の模様
公開スパーリング前に記者会見を開いた粟生は、V3戦を中継する日本テレビの代表質問に答えた。まず最初に、王座防衛を目指し挙行されたハワイ合宿の感想を尋ねられ「ひたすら走り、下半身を強化してきました!!今はとても充実しています」と粟生は笑顔を見せた。
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前戦、2度目の防衛戦が悔しい内容だったがと問われ粟生は「今回の防衛戦はもっと自分の実力をアピールできるようにしたい。相手が誰と言うより、自分のやるべきことをやるだけ」と気持ちを引き締め、挑戦者ターサクの印象については「遠い距離からも強いパンチが打てるし、スピードがあると思う。僕としては遠くても近くても試合を"支配"できるように戦う」と王者の戦いを見せるとコメント。
最後に、WBA世界スーパーフェザー級王者"KO Dynamite"内山高志(ワタナベ)との"王座統一戦"に質問が及ぶと「まずはターサク戦をクリアしないと始まらない。4月6日の防衛戦に勝ち、そして内山戦につなげたい!!」と"Genius"はドリームマッチに意欲をうかがわせた。
最後に、WBA世界スーパーフェザー級王者"KO Dynamite"内山高志(ワタナベ)との"王座統一戦"に質問が及ぶと「まずはターサク戦をクリアしないと始まらない。4月6日の防衛戦に勝ち、そして内山戦につなげたい!!」と"Genius"はドリームマッチに意欲をうかがわせた。
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サウスポーの指名挑戦者ターサクを迎え撃つ王者・粟生は、左構えのパートナー2人をフィリピンから招聘しており、パートナーを3ラウンド交代で合計6ラウンドの公開スパーリングを行った。
上体を低くドッシリと構える粟生は、強打の左右を振ってくるパートナーの攻撃をブロックでしっかりとディフェンスし、オフェンスでは的確なジャブで出足を止め、ハワイ合宿で安定感を増した重心から強打の左ストレート・右フックを打ち込んでいた。
スパー終了後、サンドバックに移った粟生に対し、強打を繰り出す指名挑戦者対策か、田中トレーナーがタオルを振ってディフェンスと重心を意識させバックを打たせていた。
上体を低くドッシリと構える粟生は、強打の左右を振ってくるパートナーの攻撃をブロックでしっかりとディフェンスし、オフェンスでは的確なジャブで出足を止め、ハワイ合宿で安定感を増した重心から強打の左ストレート・右フックを打ち込んでいた。
スパー終了後、サンドバックに移った粟生に対し、強打を繰り出す指名挑戦者対策か、田中トレーナーがタオルを振ってディフェンスと重心を意識させバックを打たせていた。
田中繊大トレーナー
そして粟生隆寛のトレーナーを務める田中繊大氏は「ターサクは強い選手だし、荒くてパンチがありそう。粟生が"荒い"パンチを如何にもらわず、そして当てていくか。ボスキエロ戦のように巻き込まれないことが大切になる。4月6日までコンディションを崩さず、きちんと計画的にやって行きます!!」と3度目の防衛戦に向け万全の体制で臨むとボクシングモバイルに語った。
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王者・粟生隆寛と田中繊大トレーナーの師弟コンビは、東京国際フォーラムで最強挑戦者を相手にどんな作戦で迎え撃つのか。
そして改心の勝利を奪い、"Genius"粟生は日本ボクシング界初の"世界王座統一戦"に駒を進めることができるのか…。
■ワールドプレミアムボクシングVol.15「The REAL」
WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ
王者・粟生隆寛(帝拳)VS挑戦者ターサク・シャンディーン(タイ)
■日時:4月6日(金)
■会場:東京国際フォーラム・ホールA
■お問合せ:帝拳ジムTEL.03-3269-6667
そして改心の勝利を奪い、"Genius"粟生は日本ボクシング界初の"世界王座統一戦"に駒を進めることができるのか…。
■ワールドプレミアムボクシングVol.15「The REAL」
WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ
王者・粟生隆寛(帝拳)VS挑戦者ターサク・シャンディーン(タイ)
■日時:4月6日(金)
■会場:東京国際フォーラム・ホールA
■お問合せ:帝拳ジムTEL.03-3269-6667