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[試合後談話]2026.6.21

札幌熱狂! メインイベントは意地と意地の真っ向勝負!

北の大地で熱き戦い!
 北海道畠山ジム主催の「HOKKAIDO NORTH FIGHT 2026」が21日、ガトーキングダムサッポロで開催され、全6試合で熱戦が繰り広げられた。

 地元札幌で5年目を迎えた興行のメインイベントは、若木フルスイング忍(40=畠山)と元日本ランカーの渋谷亮太(24=T&T)によるスーパーバンタム級8回戦。序盤から主導権争いが続き、最後まで互いの意地をぶつけ合う内容に会場の熱気は最高潮に達した。
渋谷亮太(T&T)がTKO勝ち!
 若木が中間距離を保ちながら、左ボディから右フックにつなげて先制。対する渋谷は冷静さを崩さず、ジャブを軸に圧力をかけて応戦した。2回は激しい打ち合いへ発展。若木が左ボディを突き刺すと、渋谷もボディで応酬し、終盤には右クロスを決めて存在感を示した。3回、渋谷は右オーバーハンドで流れを引き寄せると、一気にコーナーへ詰めて連打。レフェリーがダメージを考慮して試合を止めた。
連敗脱出に成功!
 アウェーで連敗脱出に成功した渋谷は「ジャブは手応えがあったが、効いているか分からなかった。右に手応えがあったので、一気に詰めた。勝つことができてホッとしている」と笑顔を見せた。
「リングネームを聞いて面白い試合ができると思った」
 今年4月に判定負けを喫した渋谷は、試合2日後に届いたオファーを受諾。「連敗して、もどかしい自分にムカついていた。相手のことは知らなかったが、『フルスイング』というリングネームを聞いて面白い試合ができると思った」と、前戦から約2ヶ月でリングに上がった理由を明かした。

 今後については、「まずは日本ランキングに復帰したい」と目標を掲げた。
「右オーバーハンドをもらいすぎてしまった」
 一方、果敢に打ち合った若木は「右オーバーハンドをもらいすぎてしまった。プレスが強くてリングの使い方が上手くて、さすがだった」と相手を称え、「出てしまった結果を受け止めたい。応援してくれた人に申し訳ない」と振り返った。
畠山昌人会長
 全試合終了後、取材に応じた北海道畠山ジムの畠山昌人会長は、「渋谷選手が根性があるのは分かっていた。真っ向勝負はしてほしくなかったが、良くも悪くも行くのが若木フルスイング忍。メインイベンターとして観客を沸かせてくれて、プロとしての仕事はしたと思う」と試合を総括した。

 札幌で興行を始めて今年で5年目。畠山会長は「5年前は全員4回戦だったが、今はA級ボクサーもいるし、女子ランカーもいる。この5年でボクシングファンも増えたし、北海道のボクシングの底上げはできたと思う」と手応えを語った。

今後も年1ペースで札幌興行を開催していく

 さらに、「若木も松橋(松橋大空)も日本ランカーに挑戦させたい」と今後の展望を明かし、今後も年1回のペースで興行開催を継続していく考えを示した。