岐阜のリングで地元ファンが沸いた!全7試合の激闘!
メインイベントでは、日本ライト級13位の佐伯瑠壱斗(27=岐阜ヨコゼキ)が登場し、地元のリングで、日本ランク入りを狙う並木翔冴(30=宮田)を迎えた。ランキング上昇へ向けたアピールとなる一戦に、ファンは固唾を飲んで見守った。
日本ライト級13位の佐伯がジャブとコンビネーションで先手を取ると、並木も強打で応戦。2回は佐伯がテンポを上げて攻勢に出るが、3回に偶然のバッティングで右眼上をカット。出血のなか打ち合いを続けたものの、再度のドクターチェックで試合続行不可能と判断され、負傷引き分けとなった。
負傷引き分けとなった佐伯は、「反省ばかりで、こんな内容じゃメインを飾れない」と悔しさをにじませると、「やりたい気持ちはあったが、出血が多く止められてしまった」と無念の表情。
試合については「初回で相手の動きを確認して、2ラウンド目からスイッチが入ってきたところでカットしてしまった」と振り返った。
続けて「(並木選手は)一発のパンチ力があり、打ち終わりを狙われていたので警戒していた」と分析。「上を目指すために、ディフェンスからのリターンを意識していて、そこはうまくいった」と収穫を口にした。
最後に「これで3試合連続の引き分け。僕は足元をすくわれるタイプなので、まずは目の前の勝利が目標」と前を向き、「再戦にこだわりはないが、組まれたら完全決着で勝ち切る」と力を込めた。
一方の並木は「せめて4ラウンドまで戦って勝敗をつけたかった」と試合結果を惜しみ「相手のパンチは見えていたし、打ち合いを選んでかみ合っていた。相性は良かったと」と手応えを話しながらも「バリエーションや回転力は相手が上だった」と佐伯を評価した。
さらに「この階級はランカーの層が厚いが、今回の試合で自信がついた」と収穫を口にし、今後については「佐伯選手と再戦したいし、ランカーとの対戦もしていきたい」と意欲を見せた。
セミファイナルで初回にダウンを奪われるも、逆転勝利を収めた宮崎は「想定通りの相手だったが、思うように動けず反省」と厳しく振り返った。
続けて「初回のダウンにはアッパーだったと思うが見えておらず、フラッシュ気味に倒れた。ゴングに救われた」と説明、「ガードを固めて手数で逆転することができたが、反省だらけ」と勝利にも満足はしていない様子だった。
最後に「これでA級昇格となるが、このままじゃ勝てない。基本から鍛え直して、来年にはランカー入りを目指したい」と気を引き締めた。
惜しくも敗れたハンマーは、「応援してくれた人に勝ち姿を見せられず悔しい」と肩を落とし、初回にダウンについては「アッパーで倒したが手応え無く、自分でも驚いた」と振り返り、「単調になってしまった」と反省を口にした。
最後に「右ストレートがガードの隙間から入ってきた。最後まで威力が落ちず、気持ちの部分でも押されてしまった」と敗因を分析。
激闘の末の敗戦を受け入れると、宮崎の控え室に出向き、笑顔でお互いの健闘を労いあった。