京都大熱戦! 地元ファンの熱狂で包まれたKBSホール!
フュチュールボクシングジム主催の「To the Future vol.35」が17日、KBS京都ホールで行われ全8試合で熱戦が繰り広げられた。
メインイベントには河合寅太朗(23=フュチュール)が約1年2ヶ月ぶりに登場。会場は地元ファンの声援で包まれた。
河合がジャブと右を軸に試合を組み立て、郭の強打に対して冷静に対応。中盤以降は、細かい連打と打ち終わりを狙った攻撃で主導権を握った。7回にはボディで効かせ、猛ラッシュを見せるも、郭も気迫で応戦。最終8回も郭が強打で逆転を狙ったが、河合がポイントを重ね続けた。結果は河合が判定勝利。1年2ヶ月ぶりの復帰戦を白星で飾り、試合後は大粒の涙を流した。
激しい打ち合いを制した河合は、「右のパンチが強くて警戒していたが、相手にはこれしかないと思っていたので、上手く対処できた。3週間前に右肩を脱臼して不安もある中、何より勝てたことが救い」と安堵の表情を浮かべた。 7回に仕掛けたラッシュについて「ボディが効いたのが分かってラッシュをかけたが、倒れてくれなかった。相手の気持ちが自分より上だった」と相手を称えた。
続けて「いろいろあって、一人では乗り越えられなかった。その思いが溢れてしまった」と涙ながらに語ると、最後は「上しか見てない。誰とでも、どこでも戦う。ランカーに勝ってタイトルを狙う」と目の前を見据え、力強く言い切った。
一方、敗れた郭は「冷静になりきれず、自分の全力を出せなかったことを後悔している。良いパンチを当てることはできたが、終始、河合の試合コントロールが良く、相手のペースだった」と振り返った。
最後に「声がかかれば、また日本で戦い全力を出し切る」と前を向いた。
今大会一番のインパクトを残した(2回TKO勝ち)中川徳臣(27=フュチュール)は「内容では相手が優勢だったと思うが、今まで練習でやってきたことがハマってくれた」と試合を振り返った。
京都府警の警察官として勤務
同じ警察官ボクサーとして活動する日本スーパーバンタム級12位杉田ダイスケ(37=金子)を目標とし「杉田さんのように警察官でありながらランカーを目指している。まずは目の前の西日本新人王決勝で勝ち、全日本新人王を獲りたい」と力強く意気込んだ。