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[インタビュー]2026.4.2

「世界ランカーに勝ってこそ」国本陸が語る現在地とミドル級世界への覚悟

国本陸(28=六島)
 OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィック・ミドル級王者の国本陸(28=六島)は、4月12日(日)、大阪市立住吉区民センターで開催される「コスメフェリーチェ&エムラビ presents You will be the Champion 28」のメインイベントで、OPBF同級7位のベク・ハソ(35=モンゴル)を迎えてOPBF王座初防衛戦に臨む。

 国本は昨年12月、イエ・ヌリ(ウズベキスタン)との王座決定戦を制してOPBF王座を獲得。試合を支配しながらも最終ラウンドにダウンを喫し、反省を口にした。世界ランキングにも名を連ねているが、本人に慢心はない。

 「まだ世界ランカーに勝っていない」。

 この言葉が、今の国本陸の現在地を象徴している。東京での出稽古、オーストラリアから招くスパーリングパートナー、そして徹底して磨き直しているガード。ミドル級で世界を狙うための準備は、着実に進んでいる。

 決して浮つかない王者が見据えているのは、ただ一つ。世界で戦うための、本当の実力だ。

■現在、世界ランキングがなかなか上がらない状況について、どのように感じていますか?
国本 正直なところ、自分はまだ世界ランカーに勝っていないので。形の上では入れてもらっているだけで、実力で入ったものではないと思っています。世界ランカーに勝ってこそ、胸を張って言えると思います。

■こうして話していて、国本選手は一貫してブレていないですね。日本チャンピオンの時も、「チャンピオンになっていないので。竹迫さんに勝っていないので」と一つずつ階段を登っていっています。
国本 ボクシングが好きなのでよく見ているのですが、客観的に見てもそう思うと思う。「コイツは世界ランカーに勝ったわけじゃないもんな」と。悔しいですが、そうだと思う。まずは世界ランカーに勝てるくらいの力をつけていくことです。タイミングが合えば、世界ランカーとやりたいです。

■改めて、対戦相手の印象を教えてください。
国本 たまたま森脇さん(森脇唯人=ワールドスポーツ)との試合を会場で見ていたのですが、アマチュアでもやっていたのか、当て勘があり、こっちのパンチを芯で外す上手さがあります。森脇さんと荒本(荒本一成=帝拳)にしか負けていないので、戦績以上に侮れない相手です。

■油断はないですね。
国本 はい。しかし、世界を目指す中で判定やどっこいどっこいの試合をしているようでは情けないので、KOしたい。過去の2人とは違ったところを見せたいと思っています。

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