[インタビュー]2026.3.17
再起と再戦。藤田炎村が問う未熟との決別
藤田炎村(31=横浜光)
元日本スーパーライト級王者の藤田炎村(31=横浜光)が、再び頂点に手をかける。4月4日(土)、後楽園ホールで行われる「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT 42」で、同級1位の川村英吉(角海老宝石)と空位の日本王座を争う。
昨年5月、川村に3回TKOで敗れ、どん底を味わった。しかし、9月に白星を挙げ、李健太(帝拳)の王座返上により、再び巡ってきた川村とのタイトル戦。藤田は「運命に恥じない生き方をしたい」と静かに言い切った。
勝っている時と負けている時では、一日の長さが違う。負けた後の時間は、ボクサーの尊厳をえぐるように長い。そう語る31歳は、単なるリベンジではなく、自らの未熟さと向き合う再戦に挑む。
■2年ぶりのインタビューになります。この2年は藤田選手にとってどのような期間でしたか?
藤田 そんなに経ちましたか? どういう2年だったかな…。そんなに経ったんだ、と思いました。長かったですね。ボクサーって皆そうだと思うのですが、勝っている時の一日と、負けている時の一日は時間の流れが全然違うから。
■負けている時の一日とは?
藤田 長いですよね。落ち込んでいますし。そんなことはないんですけど、ボクサーとしての尊厳がないというか。なんて言えばいいんですかね。とにかく長いんです。細かく説明できなくて申し訳ないんですけど。
■昨年5月の試合で、まさかの連敗。
藤田 負けは負けですよね。相手が強くて自分が弱かった。リングの上で出たものです。
■気持ち的に、ここから立て直すのは難しかったと思いますが。
藤田 僕は頭が固いので、考えることを止めました。僕は頭が固いので(笑)。普通以上に物事を大きく捉えてしまいますし。自分を責めてしまうので、考えない方がマシかなと。それで考えるのを止めて、とりあえずジムに行って練習を再開しました。
■9月の再起戦を勝利しましたが。
藤田 負けてから、心が腐ったままだなって。今も。そうだなって。ボクシングが好きとか楽しいとか、安直に言えなくなってしまったな。
■王座決定戦が来た時の心境を聞かせてください。
藤田 話が来るとは思っていなくて。日本タイトルというより、リベンジマッチというのは大きいです。永田さん(永田大士=三迫)と李健太選手(帝拳)が対戦する流れで、もしかしたら(王座決定戦になるかも)と聞きました。ただ、真に受けない方がいいなと思って、意識していなかったです。こればっかりは運命なので。強く願ったりもせず、かといって諦めることもなく、強くなることだけに集中しようと、達観していました。
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昨年5月、川村に3回TKOで敗れ、どん底を味わった。しかし、9月に白星を挙げ、李健太(帝拳)の王座返上により、再び巡ってきた川村とのタイトル戦。藤田は「運命に恥じない生き方をしたい」と静かに言い切った。
勝っている時と負けている時では、一日の長さが違う。負けた後の時間は、ボクサーの尊厳をえぐるように長い。そう語る31歳は、単なるリベンジではなく、自らの未熟さと向き合う再戦に挑む。
■2年ぶりのインタビューになります。この2年は藤田選手にとってどのような期間でしたか?
藤田 そんなに経ちましたか? どういう2年だったかな…。そんなに経ったんだ、と思いました。長かったですね。ボクサーって皆そうだと思うのですが、勝っている時の一日と、負けている時の一日は時間の流れが全然違うから。
■負けている時の一日とは?
藤田 長いですよね。落ち込んでいますし。そんなことはないんですけど、ボクサーとしての尊厳がないというか。なんて言えばいいんですかね。とにかく長いんです。細かく説明できなくて申し訳ないんですけど。
■昨年5月の試合で、まさかの連敗。
藤田 負けは負けですよね。相手が強くて自分が弱かった。リングの上で出たものです。
■気持ち的に、ここから立て直すのは難しかったと思いますが。
藤田 僕は頭が固いので、考えることを止めました。僕は頭が固いので(笑)。普通以上に物事を大きく捉えてしまいますし。自分を責めてしまうので、考えない方がマシかなと。それで考えるのを止めて、とりあえずジムに行って練習を再開しました。
■9月の再起戦を勝利しましたが。
藤田 負けてから、心が腐ったままだなって。今も。そうだなって。ボクシングが好きとか楽しいとか、安直に言えなくなってしまったな。
■王座決定戦が来た時の心境を聞かせてください。
藤田 話が来るとは思っていなくて。日本タイトルというより、リベンジマッチというのは大きいです。永田さん(永田大士=三迫)と李健太選手(帝拳)が対戦する流れで、もしかしたら(王座決定戦になるかも)と聞きました。ただ、真に受けない方がいいなと思って、意識していなかったです。こればっかりは運命なので。強く願ったりもせず、かといって諦めることもなく、強くなることだけに集中しようと、達観していました。
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