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[インタビュー]2026.3.3

不器用を貫いてベルトへ。齊藤陽二がKO一直線の初戴冠挑戦

齊藤陽二(30=角海老宝石)
 日本ライト級2位の齊藤陽二(30=角海老宝石)は、3月18日(水)、後楽園ホールで開催される「KADOEBI BOXING.4」のセミファイナルにおいて、同級3位の齋藤眞之助(30=石川ジム立川)と空位の王座を争う。

 2018年6月にデビューした齊藤は、パワーとタフネスを武器とするブルファイターで、勝ち星はすべてKO勝ち。齋藤眞之助とは2024年4月のアジア最強ライト級トーナメントで対戦し、2度のダウンを奪って、KO勝利を収めている。舞台を変え、同じ相手と再び拳を交える一戦だ。

 ようやく辿り着いたタイトルマッチの舞台。しかし、本人から漂うのは高揚感よりも静かな覚悟だった。「自分は上手くない」「不器用だからこそ、このやり方しかない」。そう言い切る齊藤は、遠回りを受け入れ、体力の削り合いの末に勝つスタイルを磨いてきた。

 不器用な男が、不器用なまま、日本タイトルという確かな証明を掴みにいく。

■念願のタイトル初挑戦です。
齊藤 去年は1試合しかできなかったので、とりあえずベルトを獲って、たくさん試合をしたいですね。前戦が1年ぶりで、そこからまた半年空いたので、ずっとモヤモヤしていました。早く試合がしたかったです。昨年の王座決定戦が引き分けだったり、その後は今永選手が返上したりして、自分の出番が先延ばしになっていたので。

■相手は、一度対戦している齋藤眞之助選手です。
齊藤 前に戦った時は、自分が用意してきた武器を出す前に終わってしまったので、今回はしっかり出したいですね。

■前回、実際に戦ってみての印象は?
齊藤 めちゃくちゃ弱かったです。今回は、自分がやりたいことを出すまで立っていてほしいです。

■ただ、前回はダウンもありました。
齊藤 あれは転んだだけです。ほかのランカーに舐められないように、いろんな引き出しを出して、強さを見せないといけないですね。

■この一戦は通過点、という位置づけですか?
齊藤 それはもちろんです。この先に何をするかの方が大事です。

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