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[試合後会見]2026.2.15

西田凌佑! スーパーバンタム級で示した存在感!

世界に王手をかけたのは?
 IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級挑戦者決定戦が15日、大阪住吉スポーツセンターで開催された「コスメフェリーチェ&エムラビ presents You will be the Champion 27」のメインイベントで行われ、同級8位の西田凌佑(29=六島)と同級4位のブライアン・メルカド・バスケス(30=メキシコ)が、世界挑戦権を懸けて拳を交えた。

 スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)への挑戦権を手にしたのはーー。
西田凌佑(六島)が世界挑戦権を獲得!
 初回、メルカドが強烈な右フックを叩きつけるが、サウスポー西田はブロックすると左ボディを好打。2回、偶然のバッティングで、西田は左目上、メルカドは額をカット。3回以降、西田は左ストレートを上下に打ち分けると、右ボディも織り交ぜてペースを掌握。徹底したボディ攻撃でジワリジワリと攻めてて、メルカドの体力を削った。守勢を強いられたメルカドは、7回に左右フックを繰り出したが、再び頭がぶつかり西田の傷が深くなると、これ以上の試合続行を不能と判断したレフェリーはストップ。負傷判定の末、西田が勝利を飾った。
「Sバンタム級の方が動ける!」
 試合後、西田は「負けたら続けることができない状況で、勝ってホッとしている」と胸をなで下ろした。2回終了後、武市晃輔チーフトレーナーから「(4ラウンド以内に止められたら)負傷ドローの可能性もあるから前に出ろ」と指示を受けたという。その言葉通り、攻勢を強めた判断が流れを左右した。

「前に出たことが功を奏した」

 「ボディブローに手応えがあった」と語る一方で、「効かせた時にまとめることが必要」と課題も口にした。勝利の直後であっても、自己分析を怠らない姿勢が西田らしい。

 今回が1階級上での大一番。西田は「減量の影響が少なく、頭がしっかり働く。パンチが強い相手に対しての耐久力も問題なかった」と手応えを口にした。フィジカル面での不安を払拭したことは、今後の世界戦線を見据える上で大きな収穫だ。
井上尚弥(大橋)への挑戦を熱望!
 武市トレーナーも「カット以外は想定内。GOサインにしっかり反応して攻めていた」と評価。枝川孝会長は「IBFから指令が来て挑戦権を獲得した。次はもちろん世界戦」と視線を先に向けた。

 西田が名指しするのは、4団体統一王者の井上尚弥。「挑戦権を手にした。ここからはさらに険しい道になる。やってもらえるのならお願いします」と、最強への挑戦を隠さなかった。
「これからだったが…」
 一方のメルカドは「この結果は悲しいの一言」と唇を噛み締めると、「これからという時だったのに」と負傷判定になったことに不満を漏らした。
採点表