[インタビュー]2026.1.27
這い上がって掴んだ初挑戦。富岡浩介が覚悟のタイトルマッチ
タイトル初挑戦の富岡浩介(RE:BOOT)
WBOアジアパシフィック・フライ級1位の富岡浩介(23=RE:BOOT)は、2月10日(火)、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」で、王者の長尾朋範(30=フラッシュ赤羽)に挑戦する。
U-15(日本ボクシング協会が主催のキッズ大会の前身)、UJ(アンダージュニア=日本ボクシング連盟が主催するキッズ大会)で6冠を達成し、将来を嘱望されて17歳でプロの世界へ。しかし、そのキャリアは決して平坦ではなかった。ハードマッチメークの中で敗戦も重ね、思うように結果が出ない時期も経験してきた。
それでも昨年9月、世界ランカーのマーク・ビセレス(30=駿河男児)を相手に逆転KO勝ち。流れを一気に引き寄せ、世界ランキング入りとWBO-AP指名挑戦権を手にした。
満を持して迎える初のタイトルマッチ。富岡は出稽古を重ね、王者攻略に向けて準備を整えてきた。ここまでの歩みと覚悟が、その拳に込められる。
■長尾選手の印象を教えてください。
富岡 勝ちに貪欲な選手ですよね。スパーリングをしたことがありますが、そこで、その印象を強く感じました。そこが一番怖い部分です。ただ、これまで戦ってきた相手のレベルが、自分とは違うと思っています。実質、ランカーに勝ったのも最近が初めてじゃないですか。
■富岡選手は、これまでハードマッチメークの中で敗戦も重ねてきました。その悔しさを糧に、ここまで這い上がってきました。
富岡 今回のチャンスは、自分で掴んだものですから。これ以上、負けたくないです。負けた試合は本当に嫌で、しばらく映像も見られませんでした。でも、ここ2~3年で見られるようになりました。逆に積極的に見るようにしました。メンタルのコントロールが大事だと思います。
■ビセレス選手に勝利して、大きく流れを変えました。
富岡 あの試合に勝ったから、WBO-APランキング1位になって、今回の指名挑戦権をもぎ取れたと思います。
■その試合は、最初にダウンを奪われながらの逆転KO勝ちでした。
富岡 正直、悪いパターンではありました。ダウンすること自体は想定していましたし、倒れるなら初回かなと思っていました。でも2回に倒されてしまいました。相手も打ち返してきて、思っていたより反応が良かったので、「しっかり仕上げてきているな」と感じました。ただ、そこから徐々に相手が落ちてきて、こちらのペースになってきた感覚がありました。(ダウンを奪った)カウンターは、射場さん(射場哲也会長)とずっと練習してきたパンチです。スパーリングでも一度当たっていたので、試合でも自然と出ました。
■デビュー当初から、ポテンシャルの高さが注目されていましたが、接戦を落とすなど勝ち切れない時期もありました。殻を破った印象があります。
富岡 ずっと苦手意識のあったサウスポーに、ああいう勝ち方ができたのは大きかったです。メンタル面は、かなり変わったと思います。苗村戦も大きな経験でした。
※2024年10月、日本ランカーの苗村修悟(SRS)に7回KO勝ち
■中学卒業後、17歳でデビュー。ここまで多くの出来事がありました。
富岡 本当にいろいろありましたね(笑)。苦しい時期もありましたが、今思うとあっという間でした。辞めようと思ったこともあります。
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U-15(日本ボクシング協会が主催のキッズ大会の前身)、UJ(アンダージュニア=日本ボクシング連盟が主催するキッズ大会)で6冠を達成し、将来を嘱望されて17歳でプロの世界へ。しかし、そのキャリアは決して平坦ではなかった。ハードマッチメークの中で敗戦も重ね、思うように結果が出ない時期も経験してきた。
それでも昨年9月、世界ランカーのマーク・ビセレス(30=駿河男児)を相手に逆転KO勝ち。流れを一気に引き寄せ、世界ランキング入りとWBO-AP指名挑戦権を手にした。
満を持して迎える初のタイトルマッチ。富岡は出稽古を重ね、王者攻略に向けて準備を整えてきた。ここまでの歩みと覚悟が、その拳に込められる。
■長尾選手の印象を教えてください。
富岡 勝ちに貪欲な選手ですよね。スパーリングをしたことがありますが、そこで、その印象を強く感じました。そこが一番怖い部分です。ただ、これまで戦ってきた相手のレベルが、自分とは違うと思っています。実質、ランカーに勝ったのも最近が初めてじゃないですか。
■富岡選手は、これまでハードマッチメークの中で敗戦も重ねてきました。その悔しさを糧に、ここまで這い上がってきました。
富岡 今回のチャンスは、自分で掴んだものですから。これ以上、負けたくないです。負けた試合は本当に嫌で、しばらく映像も見られませんでした。でも、ここ2~3年で見られるようになりました。逆に積極的に見るようにしました。メンタルのコントロールが大事だと思います。
■ビセレス選手に勝利して、大きく流れを変えました。
富岡 あの試合に勝ったから、WBO-APランキング1位になって、今回の指名挑戦権をもぎ取れたと思います。
■その試合は、最初にダウンを奪われながらの逆転KO勝ちでした。
富岡 正直、悪いパターンではありました。ダウンすること自体は想定していましたし、倒れるなら初回かなと思っていました。でも2回に倒されてしまいました。相手も打ち返してきて、思っていたより反応が良かったので、「しっかり仕上げてきているな」と感じました。ただ、そこから徐々に相手が落ちてきて、こちらのペースになってきた感覚がありました。(ダウンを奪った)カウンターは、射場さん(射場哲也会長)とずっと練習してきたパンチです。スパーリングでも一度当たっていたので、試合でも自然と出ました。
■デビュー当初から、ポテンシャルの高さが注目されていましたが、接戦を落とすなど勝ち切れない時期もありました。殻を破った印象があります。
富岡 ずっと苦手意識のあったサウスポーに、ああいう勝ち方ができたのは大きかったです。メンタル面は、かなり変わったと思います。苗村戦も大きな経験でした。
※2024年10月、日本ランカーの苗村修悟(SRS)に7回KO勝ち
■中学卒業後、17歳でデビュー。ここまで多くの出来事がありました。
富岡 本当にいろいろありましたね(笑)。苦しい時期もありましたが、今思うとあっという間でした。辞めようと思ったこともあります。
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