亀田興毅、V4戦決定!!

　亀田興毅のV4戦は4月4日(水)、横浜アリーナで開催され、挑戦者にはWBA世界同級12位ノルディー・マナカネ(インドネシア)に決定した。
　当初、興毅は指名挑戦試合が予定されていたが、WBA世界同級1位ウーゴ・ルイス(メキシコ)は昨年末の段階で既に次戦のスケジュールを組んでおり、亀田陣営との交渉は決裂、今回は選択試合となった。

　発表会見では、当日のタイトルマッチを生放送するTBSが代表質問を行い、最初に防衛戦が決まった感想を興毅に尋ねた。「今回は指名挑戦を想定していたが…。残念ながら次になってしまった。4月4日の選択試合をクリアして、邪魔者(ウーゴ・ルイス)を倒したい。急遽、マナカネになったが、次につなげる戦いにしたい。良い試合をするよ!!」とV4戦は通過点と語った。
　挑戦者マナカネの印象を求められ興毅は「映像があまりないから。ファイターじゃないかな。身体もガッチリしているし、ガンガン来ると思う。この試合は良い勝ち方、良い内容で防衛したい」と対戦相手よりも内容にこだわるとし、続けて「レベルの違いを見せつけ、完勝で次につなげる。集中して戦い倒さないとアカン。そして難しいが、WBO王者のホルヘ・アルセと"統一戦"を実現させたい!!」とビッグネームの名前を挙げた。
　V4戦の2日後に開催される、WBC世界バンタム級タイトルマッチは意識するかと問われ興毅は「ダルチニャンと山中選手はサウスポー対決。俺もサウスポーだから、どんな試合をするか楽しみ!!しかしWBCは和毅がランキングされてるから」と山中VSダルチニャンに興味を示すも、WBCは三男・和毅に狙わせる方向か。
　最後に"浪速乃闘拳"は「4月4日の防衛戦は最高の試合をし、格の違いを見せつけて"KO"で勝ちます!!」とKO宣言で会見を締めくくった。

　世界バンタム級戦線はWBAを亀田興毅が、WBCを山中慎介(帝拳)が保持し、日本人ボクサーによる"統一戦"も期待される。
　果たして"浪速乃闘拳"はWBA世界バンタム級王者として、リングの上でどんな存在感を発揮するのかV4戦に注目が集まる!!

■WBA世界バンタム級タイトルマッチ
王者・亀田 興毅(亀田)VS挑戦者・WBA世界同級12位ノルディー・マナカネ(インドネシア)
■日時:4月4日(水)
■会場:横浜アリーナ
■お問合せ:亀田プロモーションTEL.03-5671-1333