[インタビュー]2026.1.13
関西重量級のホープ・川渕一統が語る自信と成長曲線
川渕一統(かわぶち・かずさ=ABC)
ボクモバ2026年期待のホープ第3弾は、日本ミドル級6位の川渕一統(かわぶち・かずさ/21=ABC)を取り上げたい。高校時代にアマチュア2冠を成し遂げ、プロ転向後はわずか2戦目で日本ランキング入り、3戦目で東洋ランカーを撃破するという異例のスピード出世。その歩みは、才能だけで語れるものではない。
本人が振り返る昨年は「試合数こそ多くはなかったが、内容の濃い一年」だった。2月に組まれた日本ランカーとの一戦は、勝利以上に自信をもたらした試合。そして続く東洋ランカー戦では、勝ちながらも課題を突きつけられた。「倒そうとして動きが硬くなった」と冷静に語る言葉からは、結果に酔わない視点がうかがえる。
象徴的なのは、プロ2戦目で味わったダウンだ。効いてはいなかったというが、10オンスグローブの重みと怖さを身体で知った経験は、川渕の中で確実に血肉となっている。一方で、倒す側にもなれることを知った3戦目。会長と磨いてきた左ボディで奪ったダウンは、自身の武器を確信する瞬間でもあった。
ボクシングとの出会いは、決して順風ではない。幼少期は兄の影響で相撲に打ち込むも、身体の差に悩み競技を離れた。空白の時間を経て、中学1年の終わりに父の勧めでABCボクシングジムの門を叩く。最初は厳しさに音を上げかけながらも、公式戦に出場する中で競技の面白さに目覚めた。UJ(アンダージュニア※日本ボクシング連盟が主催するキッズ大会)大阪予選での敗戦が、その後の意識を大きく変えたという。
本人が振り返る昨年は「試合数こそ多くはなかったが、内容の濃い一年」だった。2月に組まれた日本ランカーとの一戦は、勝利以上に自信をもたらした試合。そして続く東洋ランカー戦では、勝ちながらも課題を突きつけられた。「倒そうとして動きが硬くなった」と冷静に語る言葉からは、結果に酔わない視点がうかがえる。
象徴的なのは、プロ2戦目で味わったダウンだ。効いてはいなかったというが、10オンスグローブの重みと怖さを身体で知った経験は、川渕の中で確実に血肉となっている。一方で、倒す側にもなれることを知った3戦目。会長と磨いてきた左ボディで奪ったダウンは、自身の武器を確信する瞬間でもあった。
ボクシングとの出会いは、決して順風ではない。幼少期は兄の影響で相撲に打ち込むも、身体の差に悩み競技を離れた。空白の時間を経て、中学1年の終わりに父の勧めでABCボクシングジムの門を叩く。最初は厳しさに音を上げかけながらも、公式戦に出場する中で競技の面白さに目覚めた。UJ(アンダージュニア※日本ボクシング連盟が主催するキッズ大会)大阪予選での敗戦が、その後の意識を大きく変えたという。