WBA王者・高見亨介が世界2団体統一戦でWBO王者と対決
WBA(世界ボクシング協会)世界王者・高見亨介(23=帝拳)とWBO(世界ボクシング機構)王者・レネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)が17日、両国国技館で開催された「U-NEXT BOXING 4」で対決。ライトフライ級世界2団体王座統一戦を制したのはーー。
速いジャブとフットワークでリズムを作るサンティアゴに対して、長身の高見は中間距離をキープして、リングの中央で試合を進めると、左ボディと右ストレートでプレスの掛け合いに応じた。中盤以降は、ジャブを突きながらも詰めすぎずに、リングを大きく使わなかった高見が、一進一退の攻防を続けた。高見は、サンティアゴのカウンターを警戒しながら先に仕掛けた。右ボディを嫌ったサンティアゴが下がったタイミングに、高見が右ストレートを顔面に打ち込んだ。11回も高見が距離を詰めて、ボディでサンティアゴの足を止めて右ストレートで顔面を捉えた。最終回は、サンティアゴも前に出て左右の連打の打ち合いに応じた。
ジャッジの採点は割れたが、2-1でサンティアゴが王座統一に成功。
王座統一に成功したサンティアゴは「嬉しく、満足している。日本で歴史を作ることができ、今年一年で2つのタイトルを獲れて嬉しい」と勝利を喜び、「プレッシャーのかかる試合だったが、クレバーに忍耐強く戦ったことで、今回勝利することができた」と振り返った。
高見に関して、「パワフルで好戦的で、ポテンシャルの高さを秘めている。また世界チャンピオンになると思う」と称えると、最後に「まずはゆっくり休み、今後のことはプロモーターと相談する。また日本で試合がしたい」と話し、笑顔で会見場をあとにした。
惜しくも、王座統一に手の届かなかった高見は「素直に悔しい。基本的にプラン通りに試合を進めて、自分のペースで試合ができたと思う」と話し、「採点を聞いた時はびっくりしたが、納得した。もっとわかりやすい決定打が必要だったし、そこまでやりづらさは感じなかった。倒しきれない自分の詰めの甘さを感じた」と、自身の敗因を分析した。
サンティアゴとはフライ級で!
今後について「もう、ライトフライでは試合をしないし、サンティアゴとフライで再戦しようと言った。もっと序盤からアグレッシブに攻める体力とパワーをつけたい」と気持ちを切り替え、今後の展望を語って会見を締めた。