[WBC]2025.12.4
シャクールがSライト級で4階級制覇を目指す!
シャクール・スティーブンソン(米国)
WBC(世界ボクシング評議会)は3日、タイ・バンコクで開催中の第63回WBC総会で、ライト級の今後の王座戦線に関する重要事項を決定した。
ライト級王者のシャクール・スティーブンソン(28=米国)には、WBO世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(28=米国)への挑戦が承認された。これにより、スティーブンソンは4階級制覇に向けてスーパーライト級へ進出する道が正式に開かれたことになる。
これに伴い、ライト級の暫定王座決定戦として、WBCライト級2位のリカルド・ヌニェス(32=パナマ)と同3位のジャデル・エレーラ(23=キューバ)による指名挑戦者決定戦(エリミネーター)が実施されることも決定。この一戦の勝者は、正規王座への優先挑戦権を手にする見込みだ。
ライト級は、スティーブンソンの階級移動により勢力図が動く可能性が高く、ヌニェスとエレーラの一戦も含め、今後の王座戦線から目が離せない状況となっている。