「圧倒して次のステージへ」磯谷大心が見据えるその先

　日本ユース・ウェルター級王者の磯谷大心(24=三迫)は、12月9日(火)、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルで、山本諒真(22=DANGAN)を迎え撃つ。昨年の王座獲得から、勢いそのままに初防衛も成功。いま、磯谷は確かな歩みで階段を上っている。

　三迫ジムへ移籍して迎える新章の初戦。環境の変化を前向きに捉えながら、実力で名を広げてきた。デビュー当初の“輪島功一氏の孫”という肩書きも、いまや過去のものになりつつある。「ユース王者として圧倒したい」との言葉には、覚悟と責任が宿っていた。