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[インタビュー]2025.10.6

殿本恭平の流儀。ネガティブの裏にある揺るぎない自信

殿本恭平(30=勝輝)
 日本フェザー級1位の殿本恭平(30=勝輝)は、10月21日(火)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル144」のセミファイナルで王者の阿部麗也(32=KG大和)に挑戦する。

 殿本は、2020年7月に当時のOPBF東洋太平洋王者の清水聡(39=大橋)に挑戦したが7回TKO負けを喫した。そこから5年かけて日本ランキングを上げて、タイトルに挑む。

 阿部とは11年前に全日本新人王決定戦で拳を交えており、リベンジの気持ちは強い。一見すると自虐的な言葉の連続だが、その裏には揺るぎない芯が隠されている。ネガティブを装いながら、実は誰よりも勝負を楽しみにしている男。殿本の流儀が、ベルトを懸けた大舞台で試される。