[前日計量]2025.10.3

スピードの寺下列か? テクニックの大木彪楽か?

日本ユースLフライ級王座決定戦

　日本ユース・ライトフライ級王座決定戦の前日計量が3日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、日本同級11位の寺下列(21=エスペランサ)と前日本ユース王者の大木彪楽(22=横浜光)が静かに闘志を燃やした。

　第7代王者を決める戦いは、明日(4日)、後楽園ホールで開催される「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.36」で行われ、U-NEXTでライブ配信される。

寺下列(エスペランサ)48.7㎏

　ライトフライ級リミットを200g下回る48.7㎏でクリアした寺下は、「相手から強そうな雰囲気を感じた。気持ちが高ぶっている」とコメント、内に秘めた闘志を感じさせた。

TEAM寺下

　続けて「全日本新人王は、父との約束で獲ったタイトルだが、ここからは自分のために獲る。生きていてこんな機会はない。とにかくこの試合を楽しむこと。その上でベルトを獲る」と自然体を強調した。

大木彪楽(横浜光)48.9㎏

　タイトルを返上した大木だが、保持していたベルトを再び奪いにいく。48.9㎏で計量を終えた大木は、「減量で疲れているのか、覇気のなさを感じた」と寺下の印象を語り、「レベルアップした姿を見せる。形にはこだわらない」と意気込みを語った。