[試合後談話]2025.9.26
第7代日本ユース・スーパーフェザー級王者が誕生!
KO決着!
日本ユース・スーパーフェザー級王座決定戦が26日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル143&DANGAN」で行われ、同級13位の梶野翔太(20=角海老宝石)と中原博斗(21=倉敷守安)が第7代王座を争った。
梶野翔太(角海老宝石)が新王者!
中原が右アッパーから左フックを繰り出せば、梶野は右フックで応戦。2回、梶野は出入を活かしながらワンツーでペースを握ると、4回に右オーバーハンドからボディにパンチを集めてダウンを先取。再開後、左ボディで中原を倒して10カウントを聞かせた。
「練習を成果を出せた」
20歳でベルトを手にした梶野は、「トレーナーの指示が頭から飛んだり、KOの仕留めを焦ったりした反省点はあるが、とりあえず勝ててよかった」と胸をなでおろした。続けて「ベルトは練習の成果。練習が報われて本当にうれしい」と笑顔を見せた。
さらに、かつての日本王者で現在は指導を受ける岡田博喜トレーナーを引き合いに、「岡田さんのように、日本で“相手がいない”と言われる選手になれるよう精一杯やりたい」と今後の飛躍を誓った。
さらに、かつての日本王者で現在は指導を受ける岡田博喜トレーナーを引き合いに、「岡田さんのように、日本で“相手がいない”と言われる選手になれるよう精一杯やりたい」と今後の飛躍を誓った。
「ボディを効かされた」
一方で敗れた中原は、「練習していたことが何も出せず、想像以上に(梶野が)強かった。途中から腹を効かされて、心が折れてしまった」とうなだれた。
ユーリ阿久井政悟(30=倉敷守安)
セコンドについた前WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(30=倉敷守安)は、「気持ちが折れるくらいの練習量ではダメ。練習の意識が足りなかった。もっと積み重ねていくことが大事」と後輩を叱咤し、復活を期待した。
採点表