[海外試合日程]2025.9.23
IBF王者タドゥランの次戦は10月26日!
IBF王者ペドロ・タドゥラン(比)
今年の秋はミニマム級に注目が集まっている。WBC世界ミニマム級王者メルビン・ジェルサエム(31=フィリピン)が10月29日(水)に首都マニラで防衛戦に臨む一方、その3日前となる10月26日(日)には、同じくマニラでIBF世界同級王者ペドロ・タドゥラン(28=フィリピン)が防衛戦に臨む。
重岡銀次朗は回復に向かっている。
タドゥランは今年5月、前王者の重岡銀次朗(25=ワタナベ)を退けて王座を防衛。銀次朗は試合後に開頭手術を受け、長期療養に入った。現在は故郷・熊本に戻り、家族に支えられながらリハビリを継続している。兄で前WBC王者の重岡優大氏によると「銀次朗は回復傾向にあり、口から食事を摂ることができるようにもなっている」という。弟を支えるために現役を退いた優大には、IBFから名誉王者のベルトが贈られた。
タドゥランの次戦は、フィリピン国内のみならず、日本のファンからも大きな関心を集めそうだ。
北野武郎(大橋)
10月21日(火)には、WBO-AP王座決定戦が行われる。日本ユース王者で同級1位の北野武郎(21=大橋)と同級3位のジョセフ・スマボン(23=フィリピン)の日比新鋭対決は、後楽園ホールで行われる。