[試合後談話]2025.9.20
和田まどか! 世界に向けて待ったなし!
和田まどか(DANGAN)のV2戦
OPBF東洋太平洋女子ミニマム級王者の和田まどか(30=DANGAN)が20日、後楽園ホールで開催された「DANGAN280」のセミファイナルで、挑戦者のピーヤラック・セーンポーグラーン(25=タイ)を迎えて2度目の防衛戦に臨んだ。
圧勝!
サウスポー和田がスピードを活かした攻撃でペースを掌握。2回に偶然のバッティングで右目上をカットした和田だが、慌てる素振りを見せず、上下に打ち分け攻勢を強めた。KO負けを逃れようと、のらりくらりと戦うピーヤラックに対し、和田は7回に左ストレートで顔を弾き、レフェリーストップに持ち込んだ。
KO負けのない相手を仕留めた
試合後、リング上でフラッシュインタビューに応じた和田は、「目標は前半でのKO決着だったので、後半になってしまい申し訳ない。相手が打たれ強くて手こずってしまった。世界チャンピオンを期待してくれている方のために、(これからも)頑張ります」と感想を語った。
「世界はいつ決まってもいい」
力の差を見せた和田は、「(ピーヤラック選手は)KO負けがないと聞いていたので、KOを狙っていきたいなと思っていた。やはりタフだった。カットすることが初めてでしたが、試合中、石原雄太トレーナーから『これも世界へ向けての経験』と言われたので、焦ることなく落ち着いて立て直した」と振り返り、「もちろん、世界は獲ります。世界戦がいつ組まれても。そして誰が相手でも良いように、しっかりとまた練習します」と世界に向けて気持ちを高めた。
「今までで一番強かった」
一方、キャリア初のKO負けを喫したピーヤラックは、「(和田は)スピードがあって、これまで戦った相手で一番強かった」と完敗を認めた。
採点表